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超夜型人間に朗報!MacBook Airのブルーライトを削減できる無料アプリ|Mac

2014年05月13日 15時30分更新

flu.x

『f.lux』
バージョン:30.1
価格:無料
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c) Flux Software LLC

AppStore アプリをダウンロード

 みなさん、こんにちは。マックピープル/週刊アスキーを絶賛兼務中の吉田でございます。さて、今回紹介するアプリは「f.lux」。最近、話題になっているブルーライトを、Macの画面から除去するアプリです。ブルーライトの影響はいろいろな説がありますが、確実に言えるのは目には優しくなり光です。「f.lux」は、モニターの色温度を変更することでブルーライトの削減を可能にしています。

flu.x

 このアプリは残念ながらMac App Storeで配布されていないので、開発元のウェブサイトからダウンロードする必要があります(外部サイト)。

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 ダウンロードした圧縮ファイルを展開してその場で起動しようとすると、アプリ本体を「アプリケーション」フォルダーへ移動することを促されます。親切設計ですね。

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 その後、Macの位置情報を利用するかどうかを確認するダイアログが現れます。f.luxでは、位置情報を基に現在時間を把握してモニターの色温度を変更します。

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 すると、図のような地図が現れます。Macの場合はGPSを内蔵していないので、Wi-Fiルーターの位置情報を利用して現在地を特定します。

flu.x
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 メニューバーに表示される専用メニューから環境設定を呼び出すと、左図のような画面が現れます。図は通常の色温度である6500Kの状態です。これが「Daytime」モードです。グラフの左下にある時間は起床時間を示しており、この時刻を変更すると主に「Daytime」モードになっている時間帯が変化します。またスライダーを左右に動かすと、「Daytime」モードで使う色温度をカスタマイズ可能です。下部の「Location」に表示されている数字は、Macの位置情報です。

 

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 色温度が3400Kになる「Sunset」モード。初期設定の状態では、19時ごろからこの表示になります。画面が少し黄色いですね。ハロゲンランプと同じような色です。

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 色温度が1900Kになる「Bedtime」モード。23時ごろからこの表示になります。画面がかなり黄色いですね。キャンドルの光と同じような色です。この「Bedtime」から「Daytime」に切り替えると、光が目にしみるはずです。6500Kの色温度が目に刺激を与える状態であることがわかりますね。

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 プリセットを「Classic f.lux」に替えると「Bedtime」には切り替わらず、時間帯によって「Daytime」「Sunset」の各モードになります。

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 プリセットを「Working late」に替えると「Sunset」には切り替わらず、時間帯によって「Daytime」「Bedtime」の各モードになります。

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 メニューバーから「Customize」を選ぶと、「Sunset」モードへの切り替えや週末のスリープ、未成年向けのモードなどを選べます。

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 メニューバーから「Color Effects」を選ぶと、暗室(Darkroom)や映画鑑賞(Movie mode)などに適したカラーバランスも選べます。暗室では、画面が赤と黒で表現されます。映画鑑賞のモードでは、色温度が少し下がって暖色系になります。

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 あと1時間だけ通常の色温度で作業したいという場合は、メニューバーから「Disable」→「for an hour」を選びましょう。1時間限定で通常の色温度に戻ります。

 実際に1週間ほど使っていますが、深夜に色温度が自動的に下がるのはありがたいです。個人的な感想ですが、Macの前からベッドに直接向かった場合の寝付きがよくなった気がします。また、そのままだと写真の編集など正確な色みをチェックする必要がある作業が難しくなるので、仕事を切り上げようという気にもなりますね。とりあえずタダなので、ブルーライトが気になる、寝付きが悪いというユーザーはインストールしてみましょう。

 ちなみに、本アプリはWindows版やiOS版もありますが、画面の色温度をシステムワイドで変更する必要があるため、iOSではジェイルブレイクが必要です。


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