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あの定番ライティングアプリ『Toast』がお安くなってApp Storeに!|Mac

2014年02月24日 21時00分更新

Toast Burn

『Toast Burn』
バージョン:1.0.0
価格:2000円
(バージョンと価格は記事作成時のものです)
(c)Corel Inc.
AppStore アプリをダウンロード

 みなさん、こんばんは。マックピープル元・編集長の吉田でございます。今回、紹介するアプリは『Toast Burn』。この名前を聞いてピンとくる人も多いと思います。そうです、カナダ・コレル社(旧・米ロキシオ社)の光学式メディアのライティングアプリで、古くからのMacユーザーにとってはど定番のアプリですね。

 最近は、OS Xにライティング機能が備わっているので、別途アプリは必要ないと思われるかもしれません。しかし、有料アプリだけに操作性に優れているほか、光学式メデイア同士のコピーなども可能です。

Toast Burn

 起動すると、図のような画面が現れます。Macのみ、もしくはWindowsでも読み込み可能なメディアを作成できます。

Toast Burn

 Mac/Windows対応のメディアの場合、図の各ファイルの右隣にあるチェックボックスをオン/オフすることで、一方だけでアクセスできるファイルをファイルを作成することが可能です。

Toast Burn

 1枚のCD-RやDVD-Rに入りきらない場合は、必要な枚数をカウントしてくれます。

Toast Burn

 下部のメニューから、CD/DVD/Blu-rayの各メディアを選ぶと何枚のディスクが必要かがわかります。

Toast Burn

 ここで「スパン中ファイルを分割しない」のチェックが外れていると、光学式メディアの容量いっぱいにデータを書き込んでくれます。

Toast Burn

 このモードで作成したメディアには、自動的に「Roxio Restore」アプリが書き込まれており、このアプリを使って複数枚に分割されたメディアを復元できます。ただし、このアプリはOS X Lion以降には対応していないので注意。

Toast Burn

 分割されたファイルは図のように、「.spanned」という拡張子がついています。実際にこの拡張子が付くのは1つのファイルだけなので、データのバックアップに使うならこのモードはオフにしたほうが扱いやすいですね。数GBの動画ファイルをバックアップしたい場合などには有効でしょう。なお、「.spanned」の拡張子がないファイルはそのまま開けます。

Toast Burn

 「Roxio Restore」をSnow Leopard搭載マシンで起動すると、図のような画面が現れます。

Toast Burn

 まずは復元先を選びます。

Toast Burn

 あとは復元作業が自動的に始まります。「Roxio Restore」はSnow Leopardまでの対応で、「Toast Burn」自体はSnow Leopardでは動かないなど、ちょっとチグハクな対応が残念でなりません。

Toast Burn

 なお、起動直後の画面で「コピー」タブをクリックすると、光学式メディアの丸ごとコピーや、イメージファイルを光学式メディアに書き込むといった操作が可能です。OS X標準機能で光学式メディアから光学式メディアへコピーするには、元メディアをイメージファイル化したあとコピー先のメディアに保存という手間が必要ですが、Toast Burnならこれらを半自動でやってくれるうえ、データ形式をユーザーが意識することなくコピーできます。

 光学式メディアにデータを手軽にバックアップしたい場合は、まだまだToastは健在といった感じですね。あとは、長年の安心感でしょうか。

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