ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人を直撃する週アス好評連載『中の人特捜部』──今回はゴールデンウィーク特別編として、ドライブにピッタリ(!?)の“酷道”セレクション。
酷道マニアもうなる疾走感あふれる動画が人気の
“酷ラリの人”
国道とは名ばかりのとんでもない悪路へ喜び勇んでクルマで駆けつけ、そのヒドさを動画で記録してはニコニコ動画で紹介し続けている人気者、“酷ラリの人”をご存じか。
酷ラリの人は、'07年に“酷道ラリー”と呼ばれる動画シリーズの第1作目をアップして以降、北は北海道から南は九州まで、広範囲の酷道をカバー。また、映像はBGMをほぼ使用せず走行音オンリーで見せるため、リアルかつ疾走感があり、酷道マニアと呼ばれる人たちの間で非常に評価が高い。
以前、週刊アスキーでも、酷ラリの人にインタビューをしたのだが、そのときに選んでもらった“ 本当にヒドすぎる酷道”をお届けしよう。
酷ラリの人って何者?
神奈川県在住。'07年よりニコニコ動画やYouTubeに、各地に存在する走行困難な国道(酷道)をテーマとした車載動画を投稿している。
酷ラリの人厳選! 本当にヒドすぎる酷道セレクション
Googleマップとともにストリートビューも参照するおもしろい!
●山形県新庄市~山形県上山市 国道458号
20キロほどの未舗装の区間が存在する驚愕の国道。田んぼの真ん中の農道みたいなところを走ったり、交差する県道のほうが道幅が広かったりするポイントもある。
●徳島県徳島市~高知県四万十市 国道439号
総延長約350キロの四国横断路線だが、ほぼ半分が“酷道”。ファンの間では“ヨサク”と呼ばれ、高知と徳島の県境、京柱峠から徳島側への荒れ具合がすばらしい。
●宮崎県小林市~熊本県阿蘇市 国道265号
何もない山道で峠を3つ越え、100キロ以上ひたすら走り、南九州を縦断。途中、同じくヒドい国道388号と交差するが、どちらに行くかマニア的にうれしい悩みもある。
●石川県羽咋市~岐阜県高山市 国道471号
富山県を通る川沿いは荒れて狭く、飛騨高山側は急峻な坂道が続く。近年まで土石流で通行止めだった道で、気軽に走る道ではないと思い知らる“酷道”だ。
●愛媛県伊予市~愛媛県宇和島市 国道378号
リアス式海岸沿いに、なんとかギリギリ一本通したような狭さが特徴。沿道に集落が結構あり、狭いにもかかわらず交通量は多く、対向車とのすれ違いがたいへん。
●“険道” グンマーにも挑戦
群馬県境の毛無峠への道(群馬県道・長野県道112号大前須坂線)を取り上げた動画『群馬への道』は、“グンマー”ブームに乗り、ニコ動のカテゴリー別ランキングの1位になったこともある。
●酷ラリの人 酷道ドライブ(関連サイト)
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