出展企業抗争“仁義なきプレゼンバトル”六本木頂上決戦編が4月15日に開催された。ニコニコ超会議3に出展する企業同士がガチンコでプレゼンしあうイベントの最終決戦だ。
まず始めに言っておく。今回のイベントはとにかく濃かった。今回の記事ではそのおもしろさ、盛り上がりの一部すら伝えきれるかどうか難しいので、ぜひニコ生をタイムシフトで視聴していただきたい。
まずは芸人さんたちによる小芝居でスタート。
司会は永田実氏、成瀬心美氏、そしてドワンゴ取締役の夏野剛氏。
15社+敗者復活枠ということで、長丁場の戦いになる。
敗者復活枠に参加する5社。なぜ予選落ちしたのかという質問には「企業としての力がないから……」「広告宣伝費をケチったから」「全部ドワンゴのやらせ」と反省の弁が。
敗者復活戦の種目は“足つぼマッサージ対決”。足つぼマッサージを受けながらプレゼンをするということで、足ツボマッサージのプロの與那嶺氏が登場。
芸人さんが試しに挑戦してみるが一瞬でギブアップ。
ここから各企業の挑戦が始まる。ネットはコスプレして登場。「どうせ大げさにリアクションにとってるだけでしょ(笑)」と言っていたが……。絵面的にはおいしい。
サーファーズパラダイスは“青鬼”に扮してプレゼン。やたら叫んでいたがプレゼンはやりきった。
シーズナルプランツは足つぼの強者がプレゼン。ストッキングをしていたので全然痛くなかったとか。先生はけっこう本気で不満そう。
ティアックも痛がりながらもプレゼンやりきった。
日本トーターは女性が参加するが全然プレゼンできなかったため、急遽もう一人が参戦。こちらは覆面でも解るくらい涙目になりながらもやりきっていた。
結果はこちら。日本トーターが46%を集め勝利で本戦に。
本戦が開始。まずは1分間のプレゼン対決だ。不穏なセットが組まれ、夏野氏「これ、ポールダンスやるんじゃない? いやまさか」。
まずはAブロックのエクシングが、なんとガチのポールダンスを披露。ちなみにプロではなく、ただの社員なんだとか。ダンス見ててパワポ見てなかった……。
ガンホーオンラインはパズドラのイベントなどを紹介していたが、ちょっと緊張気味で時間を余してしまった。これはトーナメント的には不利か?
WOWOWはバスケを盛り上げるイベントなので、どこかのバスケット漫画の先生みたいなコスプレで。「諦めたらそこで……」と名言が飛び出しかける。「バスケがしたいです……」な人は行ってみては。
スクウェア・エニックスはFF 14のコスプレで、もちろんFFのイベントを告知。「お色気成分多くない?」と夏野氏。
投票の結果、Aブロックを突破したのはスクウェア・エニックス。
Bブロックの1番手はインターネット。GUMIの5周年を記念して、ニコニコ動画の有名人が集結。このコスプレは2時間前までは予定していなかったんだとか。
バンプレストは芸人並みの勢いで流れるようなプレゼンを。尺ピッタリで決めていた。でもふなっしーしが来ること記憶に残ってない……。
ユビキタスエンターテイメントはなんと社長秘書が登場。こちらも時間ピッタリでenchantMOONを見事に宣伝していた。
ゲームオンはなんと歌でプレゼン! しかし終わった後は「ちょっと高音の調子が……」と弱音が。ブースで何をやるのかはよくわからなかった。
しかし勝者はなんとゲームオン! プレゼンの後にチラ見せした“うmy棒”が勝因だったか。
江崎グリコはお祭りを意識して“記念パピコ”を発表。悠木碧もブースに登場するとか。
ローソンは尺ピッタリの素晴らしいプレゼンを。ドラクエとのコラボとの畑には注目。
アイオンは超吸水をアピール。新キャラクターの発表も。
森永製菓は『進撃の巨人』とチョコモナカジャンボのコラボイベントをアピール。なんと瓦割りのパフォーマンスも。これには「すげえええええええええええええええ」弾幕が。キョロちゃんは応援だけ。
勝者は森永。ここまですべてのブロックで4番目に発表している企業が勝ち上がってる。
最後のDブロックはヤフーから。『Free!』とコラボして無料(=フリー)アプリのダウンロードイベントを。
SKCはなぜか岩手のハッピをきて登場。席が隣で仲良くなったんだとか。4月1日にオープンしたばかりのTOKYO SABAGE PARKをアピール。
岩手県は知事が出演するニコ生などをアピール。超会議の言論イベントにも参戦する知事はニコニコ動画のプレミアム会員なんだとか。
日本トーターは敗者復活戦で力を使い果たしたとツッコまれていた。ギャンブルを楽しめるイベントを開催、競輪選手も参戦するぞ。
勝者は岩手県。気持ちが伝わってくるプレゼンだったのが高評価だったようだ。
準決勝はなんとブタミントン対決! まずはエキシビジョンマッチから。
スクウェア・エニックス対ゲームオンはスクエニ側に経験者がひとりいることで有利かと思われたが、ゲームオンが逆転勝利。お笑い芸人のカジくんが名ジャッジを魅せる。
続いて森永製菓対岩手県。握手でお互いの健闘を祈りあった熱戦は岩手県の勝利! 名勝負を称えるコメントの弾幕も流れた。
最後は正々堂々3分間のプレゼン対決。夏野氏も語るとおり、3分間のプレゼンは時間配分が難しい。
まずは先攻のゲームオン。1回戦と同じく歌で勝負……かと思ったら、歌をBGMにもうひとりが普通にプレゼン。最後は尺が余ったので歌オンリー。なんというカオス。
岩手は“コミックいわて from WEB”を正統派でプレゼン。最後には一句入れ、時間も3分完璧!
優勝は、接戦を制した岩手県!
「普通の公務員には戻れないかも」とコメント。
優勝賞品は約1000万円の宣伝枠だ。
どのプレゼンも非常に濃い内容で、練りに練ってありとてもおもしろい内容だった。ニコニコ超会議3本番の企業ブースにも大注目だ。
■関連サイト
・ニコニコ超会議3
・「仁義なきプレゼンバトル」特設サイト
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