RAW現像アプリとして7年の歴史を持つAdobe Systemsの「Photoshop Lightroom」に、ついにiPad版が登場した。「Lightroom mobile」ではデジタルカメラで撮影したRAW写真はもちろん、iPadで撮影したJPEG写真も取り込んで現像できる。まずはiPad版のリリースだが、2014年内にはiPhone版も予定されている。また、アプリ自体は無料だが、使用には2点ほど注意が必要だ。
まず、アプリの利用には、「Creative Cloud」(関連サイト)、あるいは「Photoshop写真家向けプログラム」(関連サイト)に加入している必要がある。「Adobe Photoshop CC」や「Adobe Lightroom 5」の単体アカウントでは利用できないので注意しよう。ただし、これらのアカウントがなくとも30日間は無償で利用できるので、iPadでのRAW現像を試してみたいなら試用版から試してみるのもいいだろう。
もうひとつはiPad版ではあるものの、基本的にMacやWindowsで動作する「Adobe Photoshop Lightroom 5.4」(以下、デスクトップ版)のライブラリをクラウド同期させることを想定したアプリだということだ。本アプリ単体での利用も不可能ではないが、基本的にはデスクトップ版で構築したライブラリをクラウドベースで読み込む。
↑デスクトップ版「Adobe Photoshop Lightroom」のバージョン5.4も4月8日に公開された。Creative Cloudへのサインイン機能が追加されている。
↑iPad版で写真を読み込むためにはコレクションの設定で「Lightroom mobileと同期」を有効にしておく必要がある。
この続きの詳しいアプリレビューは、ぜひiPhonePLUS(関連リンク)の解説記事を読んでください!
※2014年4月9日14:00、iPhonePLUSへのリンクを修正しました。
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