多くのスマホに搭載されている前面カメラはポーズや見え方を確認できて便利ですが、iPhoneの場合、画素数が背面カメラの約1/4程度のため、粗っぽい写真になってしまいます。さらに、加工アプリやLINEなどのSNSアプリを経由することでさらに粗くなってしまい、せっかくの美肌感をアピールしきれないのが実情です。「いやいや。前面カメラでも十分きれいだよ」と思っているそこのホ女子!せっかくなのでここで写りの違いをしっかり確認してみてください。結構、違うんですよ〜。
こんなに違う!前面/背面カメラの写り方 |
背面カメラと比べて、前面カメラで撮った写真は全体の色合いがやや白っぽく、拡大時には粗くみえます。葉っぱや人形の帽子など、色の濃いものほどカメラの性能差が顕著に出ます。特に旅行先でふたりで自撮りする場合など、景観の色合いもきれいに残しておきたいときは背面カメラを使ってください! |
背面カメラのフル解像度で撮っておけば、前面カメラよりも画素数の大きいキレイな写真を撮れます。このとき、「背面カメラがいいのはわかったけど、撮影中の画面も見えないし、タッチでピント合わせもできないうえ、シャッターアイコンもどこにあるかわからないよ!」と思われる方もいるでしょう。そんな悩めるホ女子のために、背面カメラで「写りを確認しつつ、ピントが合った写真をサッと撮る」コツを紹介します。なおここではiPhone 5sを使ってやり方を解説します。
使うものは、鏡とiPhone本体だけ。まずは鏡の前に立ってiPhoneカメラを起動し、背面カメラに切り替えてから、iPhoneの背面を自分側に、前面が鏡に向くように持ちましょう。これで、背面カメラでどんな姿が映っているのか鏡ごしに確認できます。このとき、iPhoneは下半分を持ち、ひとさし指は上下左右に動かしやすく、中指は音量調節ボタンの位置に置きましょう。
あとは以下の3つのコツをおさえればOKです!
鏡・iPhone・自分のサンドイッチ構造 |
利用する鏡は、洗面所にある中型の鏡や全身鏡、化粧台の鏡など種類は問いません |
持ち方も自撮り用にカスタム! |
iPhoneを持つときは、本体の下半分を持つようにしましょう。ひとさし指は上下左右に動かしやすいよう、中指は音量調節ボタンに届く位置でホールドします。持つ範囲が狭いとぐらついて落としやすくなるので注意が必要です |
コツ1 ー ベスポジを覚える
鏡に写っている自分を確認しつつ、どの位置が良く写るか、iPhoneの向きや角度、高さ、自分との距離感などのベストポジションを覚えておきましょう。出先や旅行先など、鏡がない場所でも背面カメラでキレイな自撮り写真が撮れるようになります。このとき気をつけておきたいのが、鏡周辺の照明の有無です。家では上からの光がほとんどかと思いますが、おしゃれなお店や観光地など場所によってさまざまな光源・強さで光があたります。いつも通りに撮ったはずが、「おでこや鼻がめっちゃテカってる!」「顔に手の影がかかってる(泣)」——などの惜しい写真にならないよう、試し撮りしましょう。
ちなみに自撮りに最適なのは、下方向からの光。顔がひきしまって見えたり、瞳に光が入ることでチャーミングに見えるなど、いつもよりちょっと可愛い自分になれちゃいますよ!撮影時は、柔らかい光の照明を使うか、薄手の布で照明を覆うなどして光の強さを調整するとなおよくなります。
コツ2 ー ひとさし指でピント合わせ
鏡に写っている自分の顔やピントを合わせたい小物などを、ひとさし指でタップします。
ピントを合わせて表情をくっきり写す |
iPhoneでは、タップした場所にピントが合うようになっています。顔やモノなど、ピントを合わせたい個所をひとさし指でタップすると、ピントの照準を示す黄色い枠線が表示されます |
コツ3 ー 音量調節ボタンでシャッターを切る!
iPhone標準のカメラアプリでは、3種類の方法でシャッターをきることができます。ひとつめは、画面内のシャッターアイコン。ふたつめは、iPhone本体の側面にある音量調整用のボタン。最後は標準のイヤホンに備わる音量調節ボタンです。
背面カメラで自撮りするときは、本体側面の音量調節を中指で押してシャッターを切りましょう。
音量調節ボタンをプッシュ |
音量調節ボタンを押すとシャッターが切られます。結構強めに押す必要があるので多少端末が揺れますが、写真自体はブレずに撮れるのでご安心を! |
背面カメラを使った撮影は慣れるまでに少し時間がかかりますが、あとからさまざまな用途できれいな写真を利用できます。
最近、プレゼント用に思い出の写真をフォトブックでまとめたり、友人の結婚式用に写真を集める機会がありましたが、前面カメラや、画素数の小さい他社製のカメラアプリで撮った写真は粗っぽくそこはかとない残念感が……。大切な写真や思い出のための写真は、いちばんキレイに撮れる背面カメラで残さねばと再認識しました。
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