才色兼備という言葉がピッタリの女優、池澤あやか嬢。慶應義塾大学を今年卒業予定であり、Rubyを扱えるガジェット好きな方であります。
そんなあやかちゃんに、ワコムの液晶ペンタブレット『Cintiq Companion』(シンティック コンパニオン)の使用レポートをお願いしました。週アス初登場でもあります。クリエイターの方々も使うこの『Cintiq Companion』を、どう使いこなせるか。必見です。
ペンタブレットもウィンドウズ8も持ち歩けるプロも納得の1台!
Cintiq Companion
液晶ペンタブレットとウィンドウズ8搭載タブレット端末を融合した画期的な1台。薄さ17 ミリ、重さ1.8 キロの軽量スリムな本体でモバイル用途にも最適。今はやりの『艦これ』も快適に動作する高性能スペックマシンです。
3段階に調整可能な自立スタンド |
付属したスタンドを装着すれば、自立して使用できる。角度は3段階に調節が可能で、快適な角度と高さで描画やウィンドウズを操作。 |
ペンケースも持ち歩けるケースが付属 |
レザーとネオプレン素材の専用インナーケースには、ペンケース用の収納ポケットがあり、本体と付属品を一式まとめて便利に持ち歩ける。 |
ニーズを集大成した究極のペンタブレット
液晶上に直接書き込むことができ、より直感的な使い心地でまわりから大評判だったので、私も以前からすごく気になっていたワコムの『Cintiq Companion』。“持ち運べる”液晶ペンタブレットということで、期待度150%!!
本製品を1週間ほどお借りして、その使い心地のレポートです!
私がふだん使っている13インチの『MacbookPro Retina』と比較すると、厚さは少し薄く、幅はひと回り大きいサイズ。常用しているカバンにも楽々入ります。重さはMacよりやや軽い約1.8キロ。Macといっしょに持ち歩ける重さです。とはいえ、ウィンドウズ8を搭載しているので、そもそも2台持ち歩く必要もあまりないのですが(笑)。
私のカバンの中にスッポリ |
ふだん持ち歩いているカバンに入れてみたらピッタリ。これで外への持ち出しもバッチリです。 |
さっそくCintiq Companionを持ってお散歩へ。景色がキレイな場所があったので、芝生に座って写生をたしなむことに。実際のキャンバスを持ち歩くのはかさばりますが、カバンにも入る大きさなので持ち出しも手軽です。もちろん、ワコム製のペンタブレットなので、使用感はバッチリ。筆圧をしっかりセンシングしてくれて、画質も良好。まるで紙に描いているかのような描き心地です。これを使えば私もキレイに写生ができるはず……と思っていましたが、画力まではやはりカバーできませんでした(笑)。うーん、もう少し絵が上手くなりたい!
芝生に座って写生しようとしてみたものの |
一生懸命、絵を描こうとラフスケッチしてみるものの、絵心はないもよう。うーん絵がもっとうまくなりたい! |
Cintiq Companionはタッチパネル搭載なので、デジタルペンだけではなく、指での直感的な操作も可能です。実は私、タッチパネル搭載パソコンは今回が初体験。ふだんはトラックパッドとキーボードで操作しているので、なんだか新鮮な感覚です。繊細なペン機能など、よりリッチな体験ができるデバイスを、タブレット端末のように手軽に指で操作できるところがおもしろいです。また、本体の片側にいくつかボタンが付いているだけで、通常のパソコンにあるようなキーボードはありません。でも、このボタンに作業コマンドを割り当てることができ、作業が効率化できてはかどります。
ペンだけでなくタッチ操作も |
指で画面に触れるとセンサーが自動認識し、タッチパネル操作が可能。ウィンドウズ8の操作も指先で直感的にできます。 |
ラクな姿勢で作業できる付属のスタンド |
付属のスタンドを使って本体を立てれば、画板でスケッチブックを立てて使うような感覚で、快適に描画ができるんです。 |
また、コンパクトで液晶に直接描けるので、寝そべりながら絵を描くことができるのが個人的には結構うれしかったり。もちろん、USBやブルートゥースで周辺機器ともつながるので、キーボードを接続してパソコンライクな使い方もできます。外出するときは軽々持ち歩けるタブレットライクに、自宅ではキーボードと接続してパソコンライクに使い分けられるのもいいですね。
実は私、Macにウィンドウズ7も入れています。なぜなら、いまだにウィンドウズでしか動かないアプリもたくさんある上に、作成したウェブをIEでも動作確認する必要があるからです。でも、1台にOSが2つも入っているとディスクの使用量が限界。そのため、ウィンドウズ8用にもう1台欲しいと思っていました。Cintiq Companionならペン機能まで付いたウィンドウズ機なので、単に2台持つよりもMacとうまく住み分けができそうです。
膝の上の操作も負担にならないサイズと重量。PCとデジタルなスケッチブックを1台で持ち歩けます。 |
独自のオンスクリーンコントロール |
ペンタブレットとしての作業効率を向上させる独自のユーティリティー“オンスクリーンコントロール”。 |
実はワコムの板型タブレットであるBambooを愛用している私。こちらの場合は手元のタブレットに描いたものがパソコンの画面に反映されるので、慣れるのに時間がかかりました。でも、Cintiq Companionは液晶に直接描けるので、よりアナログに近い感じですぐに慣れました。
ペンもなめらかに描ける |
傾き検出機能を搭載し、2048レベル筆圧対応の電子ペンを装備。液晶画面上にリアルな絵筆タッチを再現してます。 |
そこで、次はCintiq Companionならではの使い方をしてみたくて、似顔絵描きにトライ。搭載されたカメラで撮った画像をそのまま使用し、紙とペンを使っているような描き心地でトレース。デジタルなので、色塗りや修正も楽々。まるで自分のキャンバスのように気軽に持ち歩けます。とにかく楽しくて、本当に欲しい! 買って練習して、もっと絵がうまくなりたいな(笑)。
元写真 |
トレース後 |
写真をもとにトレースして描いてみました。色塗りの修正はラクラクなんですが絵心が……。
元写真 |
トレース後 |
カメラ機能を使って撮影したものをベースにしてトレースしましたが……線画にしたら怖くなりました。
今ならお得なキャンペーン実施中
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