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吉田尚記×谷澤智文「30歳って思春期だと思う。」|Mac

2014年03月08日 15時00分更新

文● 中山智山口ひろ美MacPeople編集部) 写真●齋藤可如子

 型破りなアナウンサーとして名高い、ニッポン放送の吉田尚記アナが「本当に語りたい相手」と、結論を決めない熱いトークを繰り広げるトークライブ「#jz2 吉田尚記の場外ラジオ」が月イチで開催されています。

 vol.11(1月23日開催)は、、世界一周旅行から帰ってきたシンガーソングライターの谷澤智文さんがゲスト。トーク内容の一部をご紹介します。

場外ラジオ

吉田尚記(以下):聞きたいのが、なぜ旅に出たかです。ニッポンにいると超楽しいんですよ。おうちもすっごい楽しいんです。でも、僕は、そのままニッポンで過ごしていたら、ジリ貧になってしまう気もしています。

谷澤智文(以下):まさにそうです。僕の場合はやっぱり音楽なんですけど、一昨年の4 月に「何重人格」というアルバムが本当に僕自身だと言えるくらいの自信作に仕上がったわけですよ。でも、これが僕自身だとしたら、これで終わりじゃないかと。そんなさみしい話はないだろうって。
 それと、僕はとにかく変化大好き人間で、このままではもう大きな変化は訪れないかもしれないって思った。ジリ貧だったんです。

:ジリ貧であるという感覚を打破するために旅に出た?

:自分にいちばんでっかい刺激をドカーンって与えるにはどうしたらいいだろうって、そのことを考えたら、もう世界一周っていう考えでした。

:どれくらいの期間行ってたんですか?

:出発が2012年の9月24日です。僕の31歳の誕生日。帰国したのは翌年の9月25日で、まる一年ですね。

:やっぱり年齢のことはちょっと考えました?

:前から言ってるんですけど、30歳って思春期だと思うんですよね。「第3 次性徴期」じゃないかって。このままでいいのかなっていう感情とか、この先俺はどうなっていくんだろうとかいうことを、いちばん考えるのって30歳のときじゃないかと思うんですよね。

吉田尚記アナウンサーによるまとめ

 谷澤くんは以前から友達。代表曲のひとつが「くたばれJ-POP」だったりと、現状に満足してなくて、ゆるやかに下降していきそうな雰囲気に、建設的に盾つこうとしてて、仲間だなーと思ってました。その彼がいったんすべてストップさせて世界一周に行くと聞いたとき、心底「羨ましい!」と思いました。「変わる」とか具体的な成果を求めてじゃなく世界を見てきた彼は、日本を「そこらじゅうが注意書きだらけ」だけど「まだまだいける」と解釈してました。コロンビアで銃撃されてラオスで象使いの免許 とってきた人が言うと、説得力ありますよね!

 谷澤智文さんが1年かけて回って撮影した世界中の動画を使った「世界一周ノスゝメ」』のPVがYouTubeにアップされ ている。

 以前は自作派でWindowsを使っていたという谷澤さん。移動先でもPCで音楽ができるように、試しにMacを使ってみようと考え、旅から帰ってきてから13インチのMacBook Proを買ったそうです。このトークの全貌は、MacPeople4月号(2月28日発売)に掲載中です。

場外ラジオ

 このイベントではトーク内容をリアルタイムに樹形図状の「アイディアプロセッサー」に記録しているのもポイント。ゲストの背後にある大きなスクリーンにどんどん飛び出すキーワードが記録され、話がどんどん広がっていく様子が視覚化されていく過程が見られます。今回のアイディアプロセッサーです。全体像は公式FacebookからダウンロードできるPDFでチェック!

場外ラジオ

 「#jz2」=ジョーゼツという名の通り、吉田アナや著名なゲストが超間近でリアルな本気トークを繰り広げる熱いイベントは第一期の全12回が終了しました。次の展開も水面下で進んでいる模様です。公式Facebookを要チェック!

■#jz2関連リンク
公式Facebook
Ustream(リアルタイム放送/アーカイブ)

ハッシュタグ「#jz2」でTwitterを見るとイベントの盛り上がりぶりが伝わってきます。


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