週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

電子の妖精“カトゆー”の実像は!? カトゆー、かーず、さらしるの激熱トーク実況(前編)

2013年12月27日 12時30分更新

文● 広田稔 編集●週アス編集部 菊地等

 ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人を直撃する週アス好評連載『中の人特捜部』──週刊アスキー1/7-14合併号 No.961 (2013年12月24日発売)と週刊アスキー1/21号 No.962(2014年1月6日発売)では2号にわたり、“カトゆー”、“かーず”、“さらしる”という個人ニュースサイトの大御所3人が、秋葉原のド真ん中で、それも人前で繰り広げた舌戦(?)の模様をお届け!

 ここではそのトークの前半の模様を、ほんのちょっとだけ、チラ見いただけます。

週刊アスキー1/7-14合併号 No.961 (2013年12月24日発売)では、カトゆー伝説、カトゆー&かーず&さらしるの初対面と交友関係といったエピソードにも話が広がっています。また、週刊アスキー1/21号 No.962(2014年1月6日発売)では、トークライブ後半を掲載!

961_nakanohito

カトゆーが週アス本誌に登場
あまりの反響のためご本人にご降臨願う

 12年間、ほぼ毎日続けてきた『カトゆー家断絶』というニュースサイトの更新を、'13年7月15日で終了すると管理人のカトゆーさんが宣言。真意を問うべく、週アス8月15日号でカトゆーさんへの直撃インタビューを掲載したところ、「カトゆーさんって、実在したのか」、「ホントに人間で、ひとりだったのか」といった声がネットに多く上がった。

 そこでリアルなカトゆーさんに、『ASCIIフェス』という秋葉原イベントの場でやめた理由を語ってもらったら? と、イベント出演を打診。同時に個人ニュースサイトの大御所、“かーず”さんと“さらしる”さんも共演していただくこととなり、今回のトークライブが実現した。
 

【ASCIIフェス2013冬】
'13年11月17日、ベルサール秋葉原にて2万5000人以上もの来場者を集めて開催。最新デジギアのタッチ&トライとともに、数々のトークステージも行なわれ、個人ニュースサイトの大御所3人も登壇した。

961_nakanohito

インターネットの歴史が動いた大事件だった

広田 本日、初めてカトゆーさんにご降臨いただきましたが、ホントに本人ですか?
カトゆー はい、本当です。
かーず CGじゃないの?
さらしる 大丈夫。触れるもん(と、耳をしごく)。
広田 ちょ、コラッ(笑) 。そもそもなぜ、ここにカトゆーさんがいるのか? やっぱり“サイト更新の終了”ですよね。十年以上続けていたから、やめるとなると、みんな驚きますよ。
さらしる びっくりどころじゃないですよ。インターネットの歴史が動いてます。
かーず アニメ作家の新海誠さんもつぶやいてたほどですから。
広田 で、驚きの声があったので、この連載(中の人特捜部)でも取材しなきゃ! と、ダメもとで打診してみたんです。そしたら、数々の取材を突っぱねてきたカトゆーさんなのに、意外とオーケーで(笑)。
 

ネットを震撼させたカトゆーの“やめる”宣言

961_nakanohito

↑カトゆーさんは'13年7月15日、サイト開設12周年を機に、サイト更新の終了を自らのサイトとツイッターで宣言した。
 

961_nakanohito

↑ツイッターで更新終了をつぶやいたことから、またたく間に“やめる”宣言がネット上に拡散。一方で多くの惜しむ声が上がった。
 

961_nakanohito

↑ダメもとで打診したカトゆーさん本人への取材だが、「更新をやめて時間ができた」とのことで快諾いただき、誌面にてインタビューを掲載。
 

961_nakanohito

↑週アス誌面掲載用にリアルな本人写真をお願いしたところ、一時期、ネットで話題になった“ろくろを回すようなポーズ”で応じてくれた。
 

自分の中では2年前に終わっていた感じ

広田 カトゆーさんの“やめる”宣言、あの反響の大きさをどう見てたんですか?
カトゆー 自分の中では2年前に終わっていたので、こんなに反響があるとは。
さらしる なんかカコイイー。
広田 実はカトゆーさん、'11年に更新をやめようと思われたんですが、東北の震災でやめるタイミングをちょっと失ってしまい、そのロスタイムみたいな感じでこの2年間更新を続けて、7月15日に終了した感じです。
カトゆー 終わったねーぐらいの反応だと思ったんですけど。
さらしる いやいや、われわれもお悔やみ出しますよ。
 

中の人REAL特捜部トークイベントの出演者の横顔

カトゆー

961_nakanohito
961_nakanohito

↑『カトゆー家断絶』管理人。'01年開始で、“生ける伝説”のニュースサイト。本人いわく、「現在はイラストサイト」らしい。
 

かーず

961_nakanohito
961_nakanohito

↑『かーずSP』管理人。'01年から今も続くオタク系ニュースサイト。本業の製麺業に加えて、ライターもこなす多才な人物なのだ。
 

さらしる

961_nakanohito
961_nakanohito

↑ニュースサイト『ー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅ』管理人。一部では、“さらしる vs かーず”のトークバトルで有名。
 

広田稔
フリーライター、編集者

961_nakanohito_hirota

今回のトークライブの出演者へ出演交渉を行なうとともに、当日のナビゲーター役も務めた。
「会場客席には“HK-DMZ PLUS.COM”のかしんさん、“まなめはうす”のまなめさんら、有名ニュースサイト管理人がちらほら。次はカトゆー家断絶、かーずSP、ゴルゴ31の“オタク系ニュースサイト御三家”のトークも見てみたい」(広田)

※記事公開当初、まなめさんの名前がまちがっておりました。お詫びして訂正させていただきます。

関連サイト
●カトゆー家断絶
●かーずSP
●ー`)<淡々と更新し続けるぞ雑記。ωもみゅもみゅ

トークバトルの続きは発売中の【週刊アスキー1/7-14合併号】で!
週刊アスキー1/7-14合併号 No.961 (2013年12月24日発売)では、カトゆー伝説、カトゆー&かーず&さらしるの初対面と交友関係といったエピソードにも話が広がっています。また、週刊アスキー1/21号 No.962(2014年1月6日発売)では、トークライブ後半を掲載!

1.6億キャンペーン

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります