国内外の噂系サイトやニュースサイトで11月17日から11月24日までに出回った噂をまとめました。以前にもお伝えしたMac Pro(Late 2013)の「(PRODUCT)RED」モデルですが、11月23日に開催されたサザビーズのチャリティーオークションで、約1億円で落札されたとのこと。ぜひともCTOオプションに追加してほしいところですね。
クリエイティブユースに使う業務用マシンこそ、こういうカスタマイズが必要だと思うんですよね。落札者にいつごろ届くか不明ですが、オークションに出品したということは、一般販売も近づいているのかもしれませんね。12月はクリスマスシーズンなので12月後半にリリースする可能性は低い思われますので、来週あたりに突然販売が開始されるかもですね。
そのほか、iPhone5cの減産のニュースが目立った週でした。BCNランキングでは2週連読でトップ10をiPhoneが占めるという状況を考えると、iPhone5cが売れていないのか、iPhone5sが売れすぎているのか判断が難しいところです。
11/18 AppleがKinectセンサーの開発会社を買収
MacRumors(外部サイト)によると、Appleは米マイクロソフト社の「Kinect」製品群のベースになったセンサー技術を持つ、イスラエルのプライムセンス社を約345億円(3億4500万ドル)で買収したそうです。開発が遅れているiTV向けなのか、次世代Apple TV向けなのかわかりませんが、かなり期待してしまいますね。
11/28 フォックスコンがiPhone5cの製造を中止か
DigiTimes(外部サイト)によると、台湾フォックスコン社は中国の鄭州工場でiPhone5cの製造を取りやめたとのこと。iPhone5cは、同社が30%、台湾ペガトロン社が70%という割合で製造していると言われていますが、すでに同社は50%、ペガトロンは20%の減産に踏み切っています。フォックスコンはコメントを控えているものの、これが実だとしたら、iPhone5cは相当人気がないようですね。
11/19 iOS7.1betaの新機能
9 to 5 Mac(外部サイト)が、開発者向けにリリースされたiOS 7.1の新機能を紹介しています。「写真」アプリでは、バーストモードで撮影された写真をフォトストリームにアップロードするかどうかを選べるほか、状況に応じてHDR撮影を自動で行えるようになるそうです。そのほか、インターフェースの手直しがあります。
11/19 次世代iPadに向けてアジアメーカーがタッグ
EMSOne(外部サイト)によると、次世代のiPadの受注を獲得するために、タッチパネルメーカーの台湾TPK社が、同じくタッチパネルメーカーの日本写真印刷(株)や韓国LGディスプレイ社などに協力を働きかけているそうです。どうやら、カバーガラス一体型の
「Touch-on-Lens」(TOL)技術のタッチパネルを売り込みたいみたいです。
11//19 iPhoneは2014年には成長が16%に鈍化
EMSOne(外部サイト)によると、iPhoneの出荷台数の伸び率は2012年の40%弱から2013年には20%弱に鈍化しており、2014年には16%まで低下するそうです。台湾のIT市場調査会社TRI社による予測です。薄型テレビやiPodのように多くの人に行き渡ったので、鈍化するのは予想の範囲内かと思います。iPhoneの市場を広げるには、新興国向けにAppleがどのような戦略を練るかにかかってきますが、ブランドイメージなどを考えるとチープ感のあるものは出せないですね。
11/19 年明けに12.9インチのiPadが来る?
Korea Times(外部サイト)によると。Appleは12.9インチのiPadを2014年の早い時期にリリースする計画があるそうです。パネルメーカーはすでに12.9インチの液晶パネルの製造を始めているそうです。個人的には、MacBook Pro Retinaに11インチモデルを追加し、MacBook AirをすべてiPad Airに置き換えちゃえばいいと思います。
11/20 これは凄い!赤いMac Proの実機写真が公開
Apple Insider(外部サイト)が、ジョナサン・アイブとマーク・ニューソンがデザインしたMac Pro(Late 2013)の「(PRODUCT)RED」モデルについて、実機写真を公開しています。この製品は、11月23日に開催されたサザビーズのチャリティーオークションに出品されました。とにかく欲しい。
11/20 iPadの出荷量は年明けに4割減の予想
EMSOne(外部サイト)によると、2014年第1四半期(1〜3月)のiPadの出荷台数は、2013年第4四半期(10〜12月)から4割も減るそうです。台湾KGI証券アナリストの予想です。
11/20 Apple対策?フォックスコンがハイテク拠点を米国へ
EMSOne(外部サイト)によると、iPhoneの製造などで知られる台湾フォックスコン社は、高い技術力が必要な部品の製造拠点を米国に移管する計画があるそうです。ハードウエア関連の人材が米国に欠乏しているという問題があることを承知のうえでの計画で、台湾の人材を活用することも視野に入れているそうです。最近はApple依存から離れつつある同社ですが、この戦略ってAppleの「Designed by Apple in California」「Assembled in the USA」戦略を見越した流れなのかも。
11/20 ペガトロンがiPhone5cの生産台数を半減
DigiTimes(外部サイト)によると、Appleは台湾ペガトロン社に対して、iPhone5cの発注数を50%削減したそうです。台湾フォックスコン社は否定していますが、噂では同社はiPhone5cの製造を停止して、製造ラインをiPhone5sに振り分けているそうです。iPhone5cが売れなさすぎなのか、iPhone5sが売れ切れすぎなのか、いったいどっちなんでしょうか。
11/20 ドコモが2013年度内にiPadを出す
共同通信社(外部サイト)によると、ドコモの坪内和人副社長がiPadを近く取り扱うと話したそうです。「それほど遠くない将来に扱うことになる。商戦はなるべく逃がさないようにしたい」と話したことから、年度内が濃厚と予想しています。
11/21 4.9インチのiPhoneがテストされている
C科技(外部サイト)によると、Appleは4.9インチのiPhoneを試作しているとのこと。次期iPhone用の試作かと思われますが、表示解像度が変わるのかどうかかが気になりますね。これからの時代、解像度はそのままで画面だけ大きいものが欲しいという需要も出てくると思いますし、開発者のことを考えても解像度は変えないほうがいいと思います。
11/22 Appleがリキッドメタルを使った3Dプリント技術を出願
CNET(外部サイト)によると、Appleはリキッドメタルを利用した3Dプリント技術の特許を出願しているそうです。リキッドメタルは、ガリウムやインジウムなどの合金で、加工しやすいにもかかわらず、剛性が高いことが知られています。iPhone6用ですかね。
11/22 ソニーが「SmartWig」の特許を出願
Engadget(外部サイト)によると、ソニーが「SmartWig」の特許を出願したそうです。まあ、カツラですね。カツラの中に、各種センサーを内蔵することで、バイブで電話着信を知らせたり、進む方向を教えたりということができるそうです。結構実用的で素晴らしいと思うのですが、どこまでマジメなんでしょう?
11/22 開発者向けにOS X Mavericks 10.9.1を公開
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleが開発者向けにOS X Mavericks 10.9.1をリリースしたそうです。ビルド番号は13B35です。メール/VoiceOver/Safari/VPNサーバーサポート——に関する修正が施されているとのこと。
11/22 Touch IDを搭載したiPad miniの画像が流出
Nowhereelse(外部サイト)が、Touch IDを搭載したiPad miniの画像を公開しています。次世代のiPad miniだそうですが、iPad mini Retinaの発表前にいろいろリークされていたので、どうなんでしょう。とはいえ、次世代でTouch IDを搭載してくるのは、既定路線だと思います。この機能をiPhoneとiPadで差別化する必要はないと思います。現行モデルで見送られたのは、部品調達の失敗もしくはコストアップが原因だと思いますし。
11/23 iPad mini RetinaはWi-Fi-ルーターとして高性能
Anandtech(外部サイト)が、セルラー版のiPad mini Retinaモデルでインターネット共有を実行してWi-Fiルーターとして使った場合、18時間もバッテリーが持つと報告しています。なお、セルラー版のiPad Airでのテスト結果を公開しています。iPad Airだと24時間以上持つようです。これはかなり凄いことですが、有効な使い道ってあるんでしょうか。
11/23 米国でもSIMロックフリーiPhoneの販売が開始
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Appleは米国でもSIMロックフリー版iPhone5sの販売を開始したそうです。具体的には、iPhone5sのGSMモデルだそうで、米AT&T社と米TモバイルUSA社のネットワークに対応しているとのこと。
11/24 赤いMac Proは約1億円で落札
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、ジョナサン・アイブとマーク・ニューソンがデザインしたMac Pro(Late 2013)の「(PRODUCT) RED」モデルは、チャリティーオークションで97万7000ドル(約9900万円)で落札されたようです。そのほか、「Apple EarPods」のローズゴールドモデルが46万1000ドル(約4700万円)だったそうです。ぜひCTOオプションに追加してほしいですね、できれば数千円の上乗せで。1億円で買った人は怒っちゃうでしょうか。いやいや、それで怒るような人が1億円出して買わないですよね。
さて、好評発売中のMacPeople 12月号は、OS X Mavericksだけでなんと150ページ超もの特集記事を掲載しています。MacPeople編集部が全身全霊をかけて制作した渾身の1冊です。これさえ買えば、Mavericksを乗りこなせるはずです。
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そして、11月29日発売のMac People 1月号では、iPad mini RetnaやiPad Air、Haswell搭載のMacBook Pro Retinaなど、Appleの魅力的な新製品について、あますところなく解説しています。Mac Proの技術面をディープに解説した第2特集、Mavericksの細かすぎるテクニックや新デザインなどがわかる第3特集、Nike FuelBand SEをはじめとするiPhoneで使えるライフログガジェットやApple M7対応アプリを集めた第4特集など、とにかく盛りだくさんです。
※2013年11月24日 23:30追記 一部の表記間違いを修正しました。
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