国内外の噂系サイトやニュースサイトで10月28日から11月2日までに出回った噂をまとめました。iPad mini Retinaは、11月21日もしくは28日の発売開始が見込まれていますが、当初の予想どおり液晶パネル部品の不足で供給量がかなり少ないようです。11月中に確実に手に入れるには、Apple Storeに徹夜でならぶしか方法はないと思われます。
そのほか、iPad mini Retinaの液晶パネルは、シャープ(株)のIGZOと韓国LGディスプレイ社のアモルファスSi液晶の2種類が使われているそうです。割合は、IGZOが4で、アモルファスSiが6と言われています。iPad mini Retinaの11月中の供給不足は、IGZO液晶の歩留まりの悪さが一因のようですね。先週の噂では、歩留まりが改善したという情報もあったのですが。
10/28 HPが3Dプリンター市場に参入
EMSOne(外部サイト)によると、米ヒューレット・パッカード社は、2014年半ばまでに3Dプリンター市場に参入するそうです。現在、同社のプリンターの製造を請け負っている台湾のニュー・キンポ社が、3Dプリンターの受注も獲得すべく動いているとのこと。HPが参入すれば、価格がグッと安くなるでしょうね。
10/28 ブラウザー上でSystem 7を再現
ウェブブラウザー上で稼働するSystem 7が公開されたそうです(外部サイト)。OSのバージョンは7.0.1で対応言語は英語のみとなっていますが、アプリも動くようです。これはスゴイ。
10/29 フォックスコンがiPhone5sを追加受注
EMSOne(外部サイト)によると、台湾フォックスコン社はiPhone5sの追加受注に成功したそうです。Apple側から大規模な追加発注があったもようで、iPhone5sのフレキシブル基板を納入している台湾ZDT社も受注が急増しており、営業収益(売上高)が220億ドル(70億ニュー台湾ドル)を突破しているそうです。この数字は2013年度では単月の最高額だそうです。
10/29 台湾メーカーがiPad Airの受注を獲得
EMSOne(外部サイト)によると、台湾SZS社は新iPadシリーズの受注に成功したとのこと。納入するのは、MIM(金属粉末射出成型法)製法で成形した部品だそうです。
10/29 Appleが2014年に革新的製品をリリース、クックCEOがほのめかす
THE VERGE(外部サイト)によると、Appleは2014年に革新的な新製品をリリースするとのこと。収支報告会の中で、ティム・クックCEOがほのめかしたそうです。iTVやiWatchについては、ユーザーの期待値が高まりまくっていますので、度肝を抜く製品を期待したいところです。
10/29 iPad miniの供給はやはり絶不調か
iMore(外部サイト)によると、ティム・クックCEOが2013年第4四半期の業績発表の際に、iPad miniはホリデーシーズンの需要を満たせるかどうかが不透明だと答えたそうです。秋口から液晶パネルの部品不足で量産体制が整っていないといわれていましたので、それを裏付ける発言ですね。iPad miniこそ、徹夜で並んで買わないとダメみたいです。
10/30 フォックスコンがGoPro生産へ
EMSOne(外部サイト)によると、台湾フォックスコン社は世界的に人気を博している遠隔操作できる小型デジタルカメラ「GoPro」の製造に乗り出すそうです。調査会社であるDIGITIMESリサーチ社のリポートです。
10/30 台湾メーカーがApple A7の受注を獲得
EMSOne(外部サイト)によると、パッケージングやテスティングを事業としている台湾ASE社が、Apple A7の製造にかかわるとのこと。Apple A7は現在、韓国サムスン電子が製造からパッケージング、テスティングまでを手がけていますが、2014年第1四半期からは台湾TSMC社も参入予定です。Appleは、TSMCがiPhone5sに搭載されている指紋認証チップの量産化に手間取ったことを問題視しており、同社が製造したApple A7のパッケージングとテスティングをASEに任せるようです。
10/30 iPhone5c製造のペガトロンがiPad Airの受注獲得を視野に
EMSOne(外部サイト)によると、台湾ペガトロン社はiPhone5cに続いてiPad Airの製造請負も狙っているそうです。iPhone5cは不人気で減産という話もありますので、同社としては工場の稼働率を上げるために気合いが入っているのかも。
10/30 iPhone5sの一部でバッテリーがすぐに切れる不具合
ニューヨーク・タイムズの「Bits」(外部サイト)によると、iPhone5sの一部機種でバッテリー寿命が短くなる不具合が発生しているそうです。米Apple社の広報(外部サイト)によると、影響を受けるユーザーには個別に連絡して無償交換するとのこと。一部のロットの不具合のようです。
10/30 地図サービスの精度向上のためエンジニアを募集中
MacRumors(外部サイト)によると、Appleは「マップ」アプリの強化のためにエンジニアを募集しているそうです。具体的には経路検索の精度を高める目的のようです。募集されている職種は「Maps Public Transit Engineering Manager」と「Public Transit Software Engineer」です。会社買収しちゃえばいいのに。
10/30 スティーブ・ジョブズの生家が歴史建造物に指定
NBC(外部サイト)によると、映画「スティーブ・ジョブズ」での撮影に使われた、スティーブ・ジョブズ氏の生家が歴史的建造物に指定されたそうです。指定されると保存義務が生じます。
10/30 インテルが64ビットのARMプロセッサーを製造
フォーブスの電子版(外部サイト)によると、米インテル社がARMアーキテクチャーのプロセッサーを製造するそうです。具体的には、同社のパートナー企業の米アルテラ社が開発している64ビットARMプロセッサーの製造をインテルが請け負うそうです。Appleは韓国サムスン電子社に依存しているApple Aシリーズプロセッサーの製造を分散させるため、台湾TSMC社などに一部シフトしています。少し前の噂では、インテルもApple Aシリーズを製造するという話もありました。今回の件はこの布石なのかも。
10/31 iPadの2013年第3四半期のシェアは31.8%に下落
EMSOne(外部サイト)によると、2013年第3四半期(7〜9月)のタブレットPCにおけるiPadのシェアは31.8%だったそうです。これは過去最悪の数字です。タブレットPCでは依然トップシェアのiPadですが、Nexus 7などの台頭もあってダントツ状態は今後も難しいですね。まぁ、想定内でしょう。
10/31 iPad mini RetinaにはIGZOとアモルファスSiの両液晶が混在か
DIGITIMES(外部サイト)によると、iPad mini Retinaが搭載する液晶パネルは、シャープ(株)のIGZOと、韓国LGディスプレイ社のアモルファスSi液晶が採用されているそうです。割合は、IGZOが4割、アモルファスSiが6割とのこと。そして、IGZOの歩留まりが悪くて供給不足になっているようです。これがiPad mini Retinaの品不足の原因でしょう。ちなみに、9.7インチのiPadでも複数の液晶が採用されており、IGZO液晶のiPadがあったと言われています。
10/31 フォックスコンが4Gライセンスを取得して携帯製造へ
EMSOne(外部サイト)によると、台湾フォックスコン社が4Gのライセンスを取得し、通信事業に参入するとのこと。具体的には移動通信キャリア事業に進出するそうです。近い将来、フォックスコンで製造したiPhoneがフォックコンのキャリアで買えることになるかもですね。もちろん、一度Appleを介するので安くならないでしょうけど。
10/31 iPhone5sはスペースグレイ、iPhone5cはブルーのモデルが人気?
MacRumors(外部サイト)によると、米国の調査会社であるコンシューマー・リサーチ・インテリジェンス・パートナーズがiPhone5sはスペースグレイ、iPhone5cはブルーが人気という報告をまとめたとのこと。米国での調査のようですが、そもそもシルバーとゴールドの5sは供給量が少ないので、この調査はちょっと時期尚早ですね。在庫が潤沢なiPhone5cについては、アジアで人気のイエローは最下位だそうです。日本では、イエローとグリーンが人気みたいです。国によって好みの色も違うんでしょうね。
11/1 iPhone5sの発注台数は4200万台
EMSOne(外部サイト)によると、シティバンク証券がiPhone5sの発注台数は4200万台と予想しているそうです。全iPhoneでは2013年8月に予測した5700万台から6200万台へ、全iPadは2100万台から2200万台にそれぞれ上方修正しています。
11/1 Apple向けのモバイルDRAM受注で台湾メーカーが絶好調
EMSOne(外部サイト)によると、台湾ウォルトン社の業績が絶好調とのこと。同社はパッケージングとテスティングを事業としており、Apple関連ではモバイルDRAMなどを手がけているようです。2013年の第4四半期(10〜12月)の営業収益(売上高)が72億円(24億ニュー台湾ドル)になるとのこと。韓国SKハイニクス社の中国工場の火事による世界的なDRAM供給量の現象による効果みたいです。
11/1 Mavericksの「メール」アプリの不具合は間もなく解消
9 to 5 Mac(外部サイト)によると、Mavericksの「メール」アプリには不具合があるとのこと。具体的には、Gmailアカウントを使っていると、メッセージの受信や移動、削除で不具合が出るそうです。従業員には不具合が修正された「Mail 7.0 Build 1822」がすでに配布済みのようなので、一般公開も間もなくでしょうね。
11/1 iOS 7対応の「Remote」アプリを近日リリース
MacRumors(外部サイト)によると、Apple TVやMacのiTunesを制御できるiOSアプリ「Remote」が新バージョンになるそうです。iOS 7風のUIなるのでしょう。新機能も搭載されるのでしょうか。コロンビアのApp Storeにそれらしきバナー画像が登場したそうです。
11/1 MavericksではExpressCard/34スロットが使えない?
MacNN(外部サイト)によると、ExpressCard/34スロットを搭載したMacBook Pro 17インチモデルをMavericksにアップデートすると、スロット自体が使えなくなるそうです。これが事実なら、ちょっとひどい話ですね。きちんと検証したんでしょうか。
11/1 赤いMac Proなどが掲載されたチャリティーオークションのカタログ
先週、ジョナサン・アイブ氏とああマーク・ニューソン氏がデザインした(PRODUCT) REDモデルのMac Proがサザビーズのチャリティーオークションにかけられることを紹介しました。9 to 5 Mac(外部サイト)によると、このカタログもあるそうです。赤いMac Pro以外にも、魅力的な製品が掲載されております。
11/2 Mavericksは環境光センサーでスリープをコントロール
The Verge(外部サイト)によると、OS X MavericksではMacが備える環境光センサーを利用したスリープ機能を搭載しているとのこと。具体的には、同センサーで人の気配を察知してスリープまでの時間を延ばすようです。早速、27インチのiMac(Late 2012)で実験してみました。モニターがスリープするまでの時間を1分した場合、席を外すと30秒程度で画面が少し暗くなって1分後にモニターが消えるのに対し、iMacの前に坐ってなにもしないでいる場合は1分経ってもスリープしませんでした。2回検証しただけですが、これは本当かもしれません。
11/2 Mavericksの次は10.10、OS XIは出ない?
Apple Insider(外部サイト)によると、Mavericksのリリース後に、OS X 10.10というOSからのウェブトラフィックが増加しているそうです。仮ナンバーかもしれませんが、OS Xが普及してしまったので、次期バージョンはOS 11もしくはOS XIではなく、OS X 10.10になるようですね。将来的には、OS X 10.20とかも出てくるのかしら。
さて、MacPeople 12月号は、OS X Mavericksだけでなんと150ページ超もの特集記事を掲載しています。MacPeople編集部が全身全霊をかけて制作した渾身の1冊です。これさえ買えば、Mavericksを乗りこなせるはずです。
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