iPhone5をiOS7.0.3にアップデートしてから、ユーザ辞書が使えなくなってしまいました。というか、すべて消えてしまったのか、登録した内容も確認できません……。iPad miniでは問題なく使えており、iPhoneだけ調子が悪い状態です。
頻繁に使うメールの一文や、複数持っているメールアドレスをすべて登録しており、ウェブサービスのログイン時などにとても重宝していたので、何とも使い勝手が悪いのです!
そこでなんとか修正できないものかと、以下を試してみました。
iOS7のユーザ辞書は、iCloudの「書類とデータ」を通じて、OS X Mavericksの標準日本語システム「ことえり」のユーザ辞書と同期できるようになっています。
そのため、「設定」アプリの「iCloud」→「書類とデータ」を一度オフにし、iPhoneを再起動することで不具合が解消される可能性があります。しかし、再起動後に再度「書類とデータ」をオンにしてみましたが、私の場合はダメでした。
次に、「設定」アプリの「一般」→「キーボード」で「自動大文字入力」から「ピリオドの簡易入力」までの項目をすべてオフにします。そして再度すべてをオンに戻してiPhoneを再起動。
すると、ユーザ辞書が元どおりに使えるようになりました! と思ったのですが、またすぐに元に戻ってしまい、これでは直ったとは言えません。不具合が出るたびにiPhoneを再起動するなんて面倒です。
もっと根底からリセットしなければと思い、「設定」アプリ→「一般」→「言語環境」で一度システムの言語を日本語以外に変更し、再度日本語に戻しました。
そして、Safariやメモ、Spotlightなどで登録した単語の読みを入力してみると……。元に戻りました! 消えてしまっていたたくさんのメールアドレスもこのとおり。
ただし、この方法でもアプリによってはユーザ辞書が使えなかったり、かと思ったらさっきまで使えなかったのに使えるようになっていたりと、iOS7のバグであることは間違いないようです。早く安定して使えるようにアップデートが来てほしいですね!
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