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Nexus5実機でみたAndroid 4.4(KitKat)はリア充だった

2013年11月01日 15時30分更新

 2013年11月1日に発売となったGoogleのAndroid4.4(KitKat)搭載スマートフォン『Nexus5』の記者説明会が行なわれ、Nexus5及びAndroid4.4(KitKat)の新機能について説明された。

Android 4.4(KitKat)

 Nexus5は、シンプルなデザインで、4G/LTEに対応する5インチのスマートフォン。フルHDのディスプレーは“ゴリラガラス3”を採用し、視野角も広くぎらつきも少ない。800万画素の背面カメラはレンズの集光性能が56%アップ、“HDR+”撮影に対応し、暗いところや動く被写体にも手ぶれ補正が効く。正面にはボタン類はなく、側面のボタンにはテクニカルセラミックが使われている。

 Android4.4(KitKat)には3つの思いが込められているという。ひとつは10億人が使えるよう、あらゆるOEMに対応するAndroidのバージョンであること。512MBのRAMでも利用でき、Android2.3世代のスマートフォンの性能でも使うことができる。Androidが特に伸びている新興市場で、あらゆるタイプ、あらゆる価格帯の製品に適応可能なOSになっている。アプリ、バックグラウンドといかにメモリーを少なく使うかに最適化しているという。

Android 4.4(KitKat)

 2つ目はユーザーエクスペリエンスの向上。視覚的に魅力ある画面になっている。バーが半透明になり、ステータスバーの下のスクリーンが見られる。Nexus5の本体同様シンプルなデザインになり、機能的になっている。

 最後の3つ目は、いたるところでスマートな特性を楽しめるものになった。今まで電話機としての機能は、フィーチャーフォンの域を出なかったが、今回の4.4はクラウドに対応し進化している。たとえば外出先、現地でレストランやカフェ、美容院などお店を探しているときには電話番号の入力が必要ない。お店の名前で検索すれば、端末の“コンタクト”に入っていない番号でもGoogleマップの登録データの検索結果から直接電話を掛けることができる。現在地の位置情報と、Googleマップの機能を組み合わせている。これはお店を探すときだけではなく、電話が掛かってきたとき電話番号がアドレス帳に入っていなくても、Googleが検索して相手先を表示してくれる。

Android 4.4(KitKat)

 電話機能からGoogle日本法人のある六本木で“ぶた”と検索したところ、しっかり“豚組”が表示。ここから直接、電話を掛けることが可能だ。なんともリア充な機能。

Android 4.4(KitKat)

 さらにメッセージの統合が図られている。SMSやMMSのメッセージは新しい『ハングアウト』アプリで一括してみることができる。チャット中、自分の場所を相手に知らせることができる。ロケーションアイコンをタップするだけで自分の場所を表示、ポインターを押せば次の行き先を相手に伝えることができる。たとえばチャット中に待ち合わせの場所を決めることにも使えるリア充な機能だ。また800以上のカラフルなイラストが追加され、相手に送ることができる。

Android 4.4(KitKat)

 Nexus5は、2013年11月1日本日からGoogle Playで購入可能。イー・モバイルからは11月中旬以降に発売する予定だ。すでに週アス編集部では何名か購入に至っているとのこと。

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