出張族のほとんどが持っていると言われるポータブルWiFiルーター。それほど出張の機会が多くないワタシも、いざというときのためにポータブルWiFiルーター『ちびファイ』をつねに携帯しています。
この出張セット便利です |
有線LANしかないホテルで無線LAN環境を構築できるので、ちびファイは大活躍してくれていたのですが、このたびその後継モデル『ちびファイ2』がプラネックスから発売されました。
超小型WiFiルーター『ちびファイ2』 |
参考価格:3000円 |
『ちびファイ』で十分満足していたワタシでしたが、買い換えざるを得ないほど便利なアイテムなので、じっくりご紹介します!
さらにコンパクトに |
名前のとおりコンパクトな、ちびファイシリーズですが、ちびファイ2(中央ですよ)ではさらなる小型化が図られました。そのサイズは、64.5(W)×15.2(H)×22.7(D)ミリと奥行きはやや伸びたものの、幅は従来比約1/2。
身近なものと比べるなら、リップクリームとほぼ同じサイズ感です。これで11n/g/b対応無線LANルーター機能を実現しているのだから驚きですねえ。
収納可能なUSB端子 |
PCに接続… |
またはUSB充電器で電源供給 |
ちびファイには長さ約30センチのUSBケーブルが付属し、このUSBケーブル経由で電源を供給していました。しかし、ちびファイ2は収納可能なUSB端子を備え、シンプル化。パソコンがあるならちびファイ2だけで、パソコンレスでもUSB充電器さえ用意すれば動作させられます。
ちびファイの出張セット |
ちびファイ2の出張セット |
これまで究極と思えた出張セットがこれほどコンパクトになるのですから、このポイントだけで十分に買い替えに値しますが、ちびファイ2にはもうひとつ見逃せないポイントがあります。それはUSB(有線)LANアダプター機能です。
LAN端子のないMacに最適 |
Apple純正よりコンパクト |
MacBook Airや最新のMacBook Pro、そしてUltrabookなどでは、薄型化を追求するべく本体からLAN端子が省かれているため、有線LAN接続する場合にはアダプターを使用します。
ちびファイ2は、USB LANアダプターとしてMac & Windows両対応。純正の有線LANアダプター代わりに動作するうえ、アップル純正品よりコンパクトなところがうれしいところです。
そのうえアップル純正品はUSB LANアダプター用途にしか使えませんが、ちびファイ2は同時に無線LANルーターとしても機能するのですから、ちびファイ2を選択しない理由は見当たりませんね。
無線と有線両対応 |
なお、ちびファイ2と同形状の無線LANルーターは他社からも発売されていますが、USB LANアダプターとして使えるのは、より新しい世代のチップを積んだちびファイ2のみ。ここ大事なところですよ。
さらにカンタンになったちびファイ2
機材協力●キヤノン『iVIS HF S11』
機動性を重視してパソコンを無線LAN経由で接続するなら、最初からUSB充電器でちびファイ2に電源を供給してもいいですが、できれば少しでも荷物を減らしたいですよね。ホテルに着いてからの、ネットワーク接続までのセットアップもラクなので(上に掲載の動画参照)、パソコンでは基本直挿しをオススメします。
有線LAN必須なら買い換え必至 |
各種無線LAN機器もつなぎまくり |
職場のネットワーク環境によっては、セキュリティーのため無線LAN接続に対して利用制限をかけていることが多いです。そのような環境で必須の有線LAN接続を可能とする『ちびファイ2』は、週刊アスキー編集部の日常業務でも、そしてこれまた日課である各種無線LAN機器(携帯ゲーム機)の利用にも大活躍してくれそうです。
『11n/g/b対応 高速150Mbps リアルポータブル 無線ルータ 【ちびファイ2】』(メーカー型番 MZK-UE150N)
メーカー名:プラネックス
参考価格:3000円
製品公式サイト
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