NHN Japanは無料通話メッセのスマートフォンアプリ『LINE』の登録ユーザー数が、ついに1億ユーザーを超えたと発表した。うち4151万1931ユーザーが国内のもの。2011年6月23日のサービス開始から1億ユーザー達成までサービス提供からわずか19ヵ月、Twitterが49ヵ月、Facebookが54ヵ月掛かったことと比較しても、驚異的なスピードでの達成だ。
この記念すべき日、渋谷ヒカリエのNHN Japanオフィスにて、“LINE1億人ユーザー突破カウントダウンイベント”を開催。正面にプロジェクターでカウンターを映写、14時直前の到着時にはすでに残り5000ユーザーを切っていた。そして2013年1月18日14時半の達成とともに森川亮代表取締役社長以下、社員一同が集まり1億ユーザーを祝った。
やはり次の目標はTwitterやFacebookのような存在になることか。森川氏は社員一同に対し「本当におめでとう」とコメントしつつ、「世界挑戦の切符を手に入れただけ、グローバルサービスと戦っていくため、素早く質の良いサービスを提供していく。今年、グローバル展開をしていく準備をしている。本当のグローバルサービスに育てられるかは今年が勝負」と、特に英語圏、中国語圏でのサービス規模拡大に積極的に攻めていきたいと、この勢いそのままに意欲をみせていた。またユーザー数とサービスベースを元に、パートナーとのゲームやサービス規模も今年は伸ばしていきたいとした。
LINEに関わったスタッフのコメントからも“1億はスタート”、“道の途中”と、ここからが世界規模のサービスとの競争になると、世界的なサービス、スマートフォンのコミュニケーションアプリとしてデファクトスタンダードへ向かう意思が感じられた。
LINEの利用国上位はタイ、台湾、韓国、スペイン。また約40の国と地域でApp Store、Google Playの無料アプリランキング1位を獲得。そんな世界中のLINEユーザーの直接の声をムービーで上映。わずか2週間のあいだに作成されたもので、どんな使い方をしているかを各国の人にインタビューしたもの。観ていて思わず涙ぐんでしまうとスタッフも語っていた。この“スペシャルインタビュー映像”と、LINEキャラがコミカルなアニメでお祝いする“LINEキャラクタースペシャル映像”は、“LINE 1億ユーザー突破 特設サイト”で公開中だ。
また1億ユーザー達成記念に、1月18日から1月22日まで、3種類の有料スタンプを無料でプレゼント。『LINEキャラクター ミニぬいぐるみ』などのLINEキャラグッズやアバターサービス『LINE Play』の特別アイテムと仮想通貨プレゼント、『LINE@』を6月30日まで初期費用を無料にするなど4つのキャンペーンを実施する。
ちなみに会場にはLINE1億のお祝いに、ウェブ担サカモトがレゴでブラウンを作成して残していった。
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