いまやクルマにカーナビは必需品。しかし、今までのカーナビなら、スマホがあれば十分に代用できる時代でもある。むしろ、最新地図が見られるぶんカーナビよりもスマホのほうが便利な面もある。そんなカーナビでスマホに勝てると思えるのが、以前このコーナーでも触れたAR(拡張現実)を駆使したパイオニアのサイバーナビだ。
そのパイオニアから、また新しい機能を持ったカーナビ『AVIC-MRZ00』シリーズが発売された。
このシリーズ、AR対応ではないがキネクトのようにジェスチャー操作ができるのである! 画面の前に手をかざすことで、地図スケールの変更や、コンビニなどのロゴマーク表示、ナビとAVの切り替えや曲の変更など、よく使うメニューの操作が可能らしい。
カーナビのリモコンって操作性が悪いうえに、置く場所に困った挙句なくしてしまいがち。だからといってタッチ式を選択すると画面に手が届きにくくてめんどう……。その煩わしさから解放されるというのは、なんとも革新的だ!
もちろん、カーナビとしての機能は、パイオニアなので折り紙つき。地図の更新も毎月行なわれ、費用も3年間は無料。ブルートゥースオーディオやiPhoneにも対応している。早いところテレビ操作もジャスチャーにして、リモコンの煩わしさから解放してほしいものだな。パイオニアはテレビ製造から撤退してしまったけど。
■今週のガジェット■
『AVIC-MRZ00』シリーズ
“手を近づける”、“手を振る”などの動作でナビやAVの操作ができる“エアージェスチャー”を搭載したカーナビ。液晶や搭載しているTVチューナーの違いなどで、全6モデルをラインアップしている。
画面に手を近づけるだけで、ドライブシーンでよく使うナビやAVのメニュー"お出かけランチャー"を表示。さらに、手の"右振り"や"左振り"をセンサーが判別し、動きに連動した機能を設定できる。
発売 パイオニア(関連サイト)
実売予想価格 5万3000円~(11月上旬発売予定) ※一部モデルは発売中
■今週の近況■
ソニーが11月に84インチで4Kのテレビを168万円で発売するそうだ。ほしい! ムショの単独室のテレビは液晶とはいえ16インチ(小さっ!)だし、自宅の65インチは民事裁判の嫌がらせで競売されたし。まぁ、集団訴訟で和解したので売却益は返却されてくると思うけど。
※この連載は週刊アスキー2012年11月20日号(11月6日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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