ニコンが発表した2012秋モデル。その中でも異彩を放っていたのがAndroid2.3を搭載したコンパクトデジカメだ。
『COOLPIX S800c』
●予想実売価格 4万8000円前後
●9月下旬発売予定
↑カラーはホワイトとブラックの2色。 |
正面からは見た目はふつうのデジカメ。もちろん、カメラメーカーの製品だけに暗所に強い裏面照射型CMOSセンサー、光学10倍ズーム、有効画素1602万画素、とスペックに抜かりはない。
そして裏返すとー。
↑重さは184グラム、3.5インチの有機ELは反射防止コート付きで、5段階の輝度調整が可能。 |
スマホに早変わり―!! と思えるほどのおなじみのインターフェース。3.5インチのタッチパネルタイプの有機ELで、解像度は約82万ドットと精細感は高い。背面のボタンは3つとシンプルで、中央はおなじみの家アイコンのHOMEボタンとなっている。
ちなみにスリープ解除時はこんな画面。
↑最初のロック画面は横位置で固定。 |
スリープ時は微量だが電池を消費しているとのこと。スリープ時でどれぐらいもちますかの質問には、詳しくはわからないが「2~3日はー」とのことだったので、そこそこ電池はもちそう。
完全電源オフも可能でそうなると、電池の消費は自然放電以外にナシ。起動にはちょっとかかるが、待つ必要はなく、電源ボタンを押すとその間だけ、インターフェースが異なるデジカメ用の画面が出てきて、即撮影が可能となる。
カメラ機能は、アプリとして起動させる。
↑構えた右上のシャッターボタンのほか、タッチでのシャッターも可能。 |
↑液晶左のアイコンにタッチ。 |
↑Gmailなどを使えば、写真の共有が楽チン。 |
デジカメとAndroidが分離しているのではなく、写真をシームレスでGmailなどに添付して送ることができる。撮影からGmailの起動までの動きはサクサク。
↑ブラウザーで週アスPLUSを見てみた。ピンチイン/アウトの操作もスイスイ。 |
↑アプリを呼び出してみたところ。縦で持つと見た目もスマホっぽい。 |
『Google Play』にも対応し、カメラを含めたアプリの追加も可能。「『Skype』のアプリとか入れたら電話できちゃったりして」と言ってみたところ、利用は可能とのこと。ただ、マイクがレンズ上に、スピーカーが底面にある。って話しにくそう~、と話していたら、「Bluetooth対応なので、対応ヘッドセットがあれば、楽に通話できそうですよ」とアドバイスいただきました!! ニコンさん、やりますね~♪
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47,800円
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