米マイクロソフトが次期スイートであるOffice 2013のカスタマープレビュー版を公開したことに伴い、7月17日、日本マイクロソフトは東京・品川の本社においてプレス向けの記者会見を開催。Windows 8に最適化され、クラウドサービスを統合した新しいOfficeの魅力をアピールした。
同社Officeビジネス本部長ロアン・カン氏は次期Officeが、デバイス、クラウド、ソーシャル、管理という4つのキーワードにフォーカスして開発されたことを強調。
74%のインフォメーションワーカーが2台以上のデバイスを保有し、52%が3台以上を保有していることや、50%の企業ユーザーがクラウドサービスへの移行を検討していたり、移行段階にあること、また、82%の世界のオンラインサービス利用者がTwitterやfacebookなどのSNSを利用していることを例にあげた。
そして、次期Officeは、こうしたトレンドに、忠実にマッチしたものにしていく必要があり、実際そのような方向性で開発されているとした。
会見でのデモンストレーションでは、タッチ操作に最適化された新しいOfficeのユーザーインターフェースや、SkyDiveがデフォルトの保存先になるクラウド対応、さまざなまSNSとの連携などが披露された。
“次期Office“の発売日、価格等は未定。だが、カスタマープレビュー版は専用サイトで公開され、誰でもWindows Live IDさえあれば入手して新しいOfficeを体験できる。
週アスPLUSでは、実際にどの程度旧製品との違いがあるのか、じっくり検証していく予定だ。
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