週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

CESに出展されたスマホ新製品を総おさらい:CES2012

2012年01月12日 15時05分更新

 各社から様々な新製品が発表されたCES2012。そのなかから、会場に展示されていた最新スマートフォンをまとめて紹介しよう。

1.ソニー・エリクソン『Xperia S』

 Xperia Sは同社スマートフォンの新しいカテゴリー『Xperia NXTシリーズ』に属する製品。本体サイズは128×64×10.6ミリ、144グラム。OSはAndroid 2.3で、4.0へのアップグレードは今年第2四半期に予定されている。

 主なスペックは1.5GHzのデュアルコアプロセッサー、4.3インチ 1280×720ドットディスプレー、32GBメモリー、NFC搭載など。カメラは背面が12メガピクセルで1080p HD動画の撮影も可能。連続撮影のシャッターインターバルは約1.5秒と短い。

 またフロントカメラは1.3メガピクセルで、720pの動画撮影にも対応する。通信方式はW-CDMA850/900/1900/2100MHzおよびGSM 4バンド。

 Xperia Sはグローバル向けモデルとなり、製品発売時は“SONY”のロゴで販売される。なお日本向けには仕様を変更した『Xperia NX』として投入される予定。

CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑グローバルモデルとなるXperia S。4.3インチ、HD解像度のディスプレーはモバイルブラビアエンジンを搭載。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑背面には12メガピクセルカメラを搭載。ロック中でもカメラボタンですぐにシャッターを切ることができる。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑本体サイズは128×64×10.6ミリ、144グラム。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑本外下部の透明な素材部分にはソフトキーのアイコンが表示される。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑OSはAndroid 2.3.7だが、今年第2四半期には4.0へのアップデートが行なわれる予定。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑ホワイトのカラバリモデルもある。


2.ソニー・エリクソン『Xperia ion』

 Xperia ionは同社として初のLTEに対応したスマートフォン。アメリカ向けで、AT&Tから独占販売される。ディスプレーは4.6インチとXperia Sより大きい。解像度は1280×720ドット。

 1.5GHzデュアルコアプロセッサー、背面12メガピクセル/フロント1.3メガピクセルのHD動画撮影可能なカメラなどは、Xperia Sと同等のスペック。OSはAndroid 2.3を採用している。

CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑Xperia ionはLTEに対応し、4.6インチの大型ディスプレーを搭載。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑背面はメタリックな仕上げ。12メガピクセルカメラを搭載。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑背面側にカーブを描いた持ちやすいデザイン。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑OSはAndroid 2.3.7を採用。


3.LGエレクトロニクス『Spectrum』

 LG Spectrumはアメリカの通信キャリア・Verizon向けとなるLTE対応スマートフォン。日本でドコモ向けに発売されているLG Optimus LTE L-01Dとほぼ同等の外見となっている。

 OSはAndroid 2.3で今年第1四半期には4.0へのアップグレードを予定。1.5GHzデュアルコアCPU、4.5インチ 1280×720ドットのTrue HD IPSディスプレーを搭載。背面の8メガピクセルカメラは1080pのHD動画の撮影に対応。

 Dolby Digital Plusを搭載しホームオーディオと接続することで7.1チャンネルのサラウンドサウンドを再生できる。発売は2012年1月19日、価格はVerizonとの回線契約により199.99ドルから。

CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑4.5インチHDディスプレー、1.5GHz CPU搭載のLG Spectrum。OSはAndroid 2.3(4.0へのアップグレード対応)。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑背面カメラは8メガピクセル。電池カバー表面は光沢のある仕上げ。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑ヘッドホンやマイクロUSB端子、電源キーは本体上部にまとめられている。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑ジャケット型のケースも同時に発売される。


4.サムスン『GALAXY Note LTE』

 サムスンはすでにヨーロッパやアジアで発売している5.3インチディスプレーモデルのGALAXY Noteを、アメリカ市場向けにも販売すると発表。AT&Tからの販売となり、同社のLTEサービスに対応する。

 最大の特徴はSペンと呼ばれる付属のスタイラスペンで、対応するアプリケーション上で自由に書き込みができるほか、スクリーンキャプチャーもワンタッチで撮ることができる。

 本体サイズは146.9×83×9.7ミリ、178グラム。Andorid OS 2.3を搭載し、4.0へのアップグレードも予定されている。

 CPUは1.5GHzデュアルコア、カメラは背面が8メガピクセル、フロントが2メガピクセル。

CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑5.3インチとやや大型のGalaxy Note。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑付属のSペンを使い、アプリへの書き込みや本体操作を行なえる。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑背面はHD動画撮影可能な8メガピクセルカメラを搭載。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑電池カバーと交換式の、本体にフィットするフリップスタイルのカバーも販売される。


5.ノキア『Lumia 900』

 Lumia 900はノキア初のLTEスマートフォン。OSはWindows Phone 7.5を採用している。ディスプレーは4.3インチ 480×800ドットの有機EL。CPUは1.4GHz、カメラはカールツァイスユニットの8メガピクセルを背面に、フロントには1メガピクセルのサブカメラを備える。ボディーは1ピースのポリカーボネイト素材で曲面を多様したホールディングのよさが特徴となっている。

 サイズは127.8×68.5×11.5ミリ、160グラム。対応する通信方式はLTEが700(バンド17)および1700/2100(バンド4)MHz、W-CDMAが850/900/1900/2100MHzおよびGSMと複数の周波数方式に対応するが、現時点ではAT&T以外での発売は予定されていないとのこと。

CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑ノキア初のLTEスマートフォン、Lumia 900。ディスプレーは4.3インチ、CPUは1.4GHzを搭載。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑メインカメラはカールツァイス8メガピクセル。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑ディスプレーから側面へとゆるやかな曲線が続くデザインで持ちやすい。サイズは127.8×68.5×11.5ミリ、160グラム。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑ヨーロッパで発売中のLumia 800(左)との比較。一回り大きいサイズ。


6.ファーウェイ『Ascend P1 S』、『Ascend P1』

 ファーウェイからは世界最薄&Android 4.0を搭載したハイエンドスマートフォンAscend P1 Sが発表された。本体の厚みはわずか6.68ミリ。4.3インチ 960×540ドットのスーパー有機EL、デュアルコア1.5GHz CPU、HD動画撮影対応の8メガピクセルカメラなど、スペックも高い。

 またスペックは同等で厚みが7.69ミリのAscend P1も同時に発表されている。W-CDMA 850/900/1700(AWS、T-Mobile USA)/1900/2100MHzとほぼ世界中の周波数方式に対応しているのも特徴で、グローバル向けにこの春から発売される。

CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑ファーウェイAscend P1 S。4.3インチのスーパー有機ELディスプレーを採用。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑カメラは8メガピクセル。カメラ周りの赤いカラーがワンポイントになっている。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑わずか6.68ミリと薄いボディーながら、1.5GHzのデュアルコアCPUを搭載。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑OSはAndroid 4.0。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑Ascend P1(左)は1.01ミリほどサイズが厚くなっている。
CESに出展されたスマホ新製品を総ざらい:CES2012
↑純正のカバーも各種カラバリが発売される。

ces2012まとめ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります