昨年の夏に、週刊アスキー10月26日増刊号の特集『本気で楽しむオトナのホビー超入門』で京商のF1エンジンカー『KF01』を取材して以来、オレが仕事そっちのけでハマっているワンメイクレース『F-GPX』。ハマりすぎて、先日開催された日本一決定ことグランドファイナルレースにも、週アスチームとして出てしまいました。
そもそもエンジンカー初心者のオレがこれほどハマったのは、憧れのエンジンカーが安価で簡単に楽しめるというコトもあったのですが、いちばんの理由が“エンジンカーで本気のF1ごっこをやろう”という、その楽しげなレースコンセプト。
通常エンジンカーで行なうレースはドライバーと給油などを行なうメカニックのふたり以上が協力して行なうのですが、F-GPXではこれを実車のF1チームに見立ててそのチーム運営から楽しんじゃおう! と。
つまりラジコン仲間や、会社の同僚などでチームを組んで、あるものはドライバー、あるものはメカニック、あるものはチーム監督になりきり楽しむというレースなんです(もちろん兼務もアリ)。なので公式サイトにはこんなコンストラクターズの専用ページが。
ドライバーズライセンスの発行もあったり。
もちろんエンジンカーのボディにはスポンサーステッカーも!! オレのスポンサーは週刊アスキーとアスキー・メディアワークスという設定です。
コレだけでもF-GPXの“F1ごっこ”に賭ける大人の本気っぷりがわかるんですが、なんと参加コンストラクターズには日本人初のF1ドライバー中嶋悟氏の率いる実車レーシングチーム中嶋レーシングまでもが名を連ねているんですヨ!! つまりエンジンカーのレースといえど、実車のレーシングドライバー&チームとレースができちまうのです!! スゲェ!!
かくいうオレも昨年のF-GPX開幕戦では中嶋レーシングのレーシングドライバー道上龍氏(今シーズンはEPSON HSVでSuperGTに参戦中)とレースを戦ったんですが、そのときの緊張と興奮はまさにレーシングドライバーな気分!!
この前にいる赤い車が俺で、後ろの白い車が道上氏のマシンです。周回遅れにされる直前に撮影しますた。(笑)
レース後にはお互いの健闘を称えあい、ライバル的に、「おまえやるな」「おまえもな」的に握手までしちゃったり。……周回遅れだけど。
そして、このときの興奮と楽しさがどーにも忘れられず、気が付けば先シーズンのF-GPXには全戦参戦とか。
ちなみにオレが参戦していたのは厚木にある京商サーキットで開催されていた、『F-GPX R246 GP in 神奈川』というシリーズ戦。実は公式ページにも掲載されているように、F-GPXというワンメイクレースは全国各地の協賛サーキットでも行なわれていたんです!!
で、全国の各協賛サーキットで開催された昨年度のシリーズ戦を勝ち抜き1位~3位に輝いたコンストラクターズが集まって、日本一を決める『F-GPX ファイナルラウンド』が、震災などのトラブルを乗り越え6月12日に開催された、と!! (ここまで前置き)
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