カンファレンス会期中、新端末『BlackBerry Bold 9900』が会場でお披露目されました。
展示初日は各国の報道の注目が高く、テレビカメラクルーやレポーターの姿も見られました。
↑発表されたばかりの『BlackBerry Bold 9900』に群がる各国マスコミの人々。
新しいBlackBerryの外観、実物は非常に完成度が高く魅力的です。
前面 |
↑液晶ディスプレーと、その真下のボタン部分、さらにキーボードまで一体感があります。 |
背面 |
↑裏ぶたにはガラス繊維を編んだものをあしらい、強度と外観上の個性を両立。 |
左側面 |
↑イヤホンジャックとマイクロUSBポートのみを配置。 |
右側面 |
↑音楽と動画の再生や音量調節を行なうボタンを上に、カメラのシャッターボタンを下に配置。カメラのボタンはほかの機能に変更可能。 |
上側面 |
↑電源ボタンのみ。 |
下側面 |
↑クレードルを使う場合の充電の接地部分が2ヵ所ある。 |
特に効果的に使われているのが、フレームのステンレスです。ヘアライン加工が施されソリッドな印象を与えると同時に、もちろん本体の強度も確保しています。ヘアライン加工のおかげで手の油脂や汚れも目立ちません。
↑ヘアライン加工のステンレスをフレームに採用。 |
右側面にある音楽と動画再生用のボタンは、上のボタンは上に向かって、下のボタンは下に向かってわずかな山がもうけてあります。だから手さぐりでも操作しやすいんです。
実は、PlayBookにもこのようなボタンが搭載されています。
↑音楽や動画再生用のボタン。上から順に“音量を上げる”、“再生/一時停止”、“音量を下げる”の働きがある。 |
↑よく見ると、上のボタンは上に向かってふくらみが、下のボタンは下に向かってふくらみがある。 |
↑PlayBookの上側面にもうけられたボタン。これも、左右のボタンに山がもうけられている。 |
表面の発話と終話のボタンは従来赤と緑のカラーリングがほどこされていましたが、新端末では白になりました。メニューボタンや戻るボタンと統一されています。
↑表面のボタンはすべて白色でシンプルに。バックライトで光ります。 |
全体のサイズや外観の構成は、’08年発売の大ヒット端末『BlackBerry Bold 9000』を踏襲したもの。比較すると、ずんぐりした印象の9000に対して9900のシャープな印象が明確になりますね。
BlackBerry Bold 9900:66(W)×10.5(D)×115(H)mm、130g
BlackBerry Bold 9000:66(W)×15(D)×114(H)mm、136g
『BlackBerry Bold 9780』(ドコモ夏モデルとうわさされている)と同サイズ同重量の9700と比較すると、横幅は広いけどデザインがすっきりしていますね。
BlackBerry Bold 9900:66(W)×10.5(D)×115(H)mm、130g
BlackBerry Bold 9700:60(W)×14(D)×109(H)mm、122g
9780も同サイズ同重量です。
iPhone4とも比較しました。高さはほぼ同じ、厚みはBlackBerryのほうが約1ミリ厚い。でも重量はBlackBerryのほうが軽いんですね。
キーボード搭載でこの薄さと軽さを実現したのは驚異的だと思います。
BlackBerry Bold 9900:66(W)×10.5(D)×115(H)mm、130g
iPhone4:58.6(W)×9.3(D)×115.2(H)mm、137g
キーボードに関心が高い方は実際の操作感が気になると思いますが、かなりよかったですよ。本体が薄くなっているぶん、従来のキーボードよりわずかに沈み込みが少なくなっているようですが、クリック感は適度にかたく十分。
↑各キーには凹凸がもうけてあり、こんなに小さくても隣りのキーを間違って押すようなことはほとんどないと思います。 |
↑男性がもつとこんな感じ。結構小さく見えますね。 |
背面の質感は、写真で見るより実物のほうが断然いい。裏ぶたのグラスファイバーがアクセントになっていて好きですねー。
↑裏ぶたの上には500万画素カメラのレンズとLEDフラッシュ。その中央にシリーズ名の『Bold』、下にはおなじみBlackBerryのロゴがあしらわれています。 |
↑裏ぶたはここから外します。 |
「開けていいよ」と言われたので裏ぶたを開けてみました。ドキドキ。
↑薄~い裏ぶたを開けると、バッテリーが現われました。バッテリーの下にSIMスロット、上にマイクロSDのスロット。 |
バッテリー容量は1230mAh。私の記憶が正しければ、厚さ7.7ミリの最薄スマホ『MEDIAS』とほぼ同じものです(端子の位置は異なる)。
↑左は9900のバッテリー、右は9700のバッテリー。縦横のサイズはほぼ同じですが厚みが違います。 |
↑裏ぶたを開けた状態で9900と9700を並べてみました(笑)。だから何っていう。 |
デザイン上、おもしろいギミックが用意されています。バックライト消灯の際、パーツごとに徐々に消えていくんです。
↑バックライトが点灯した状態。中段のボタンやキーボード上の文字もLEDで照らされます。 |
↑まずキーボードがゆっくり消えていき……。
↑次に液晶ディスプレーが消灯、ボタンだけ光っています。 |
↑中央のトラックパッド兼ボタンのみが残り……。 |
↑最後にすべて消灯します。 |
新端末用のケースも展示されていました。率直に言うと、BlackBerry Bold 9900のデザインはケースなしで生かすべきと思いますが、汚れやキズから保護したいなら仕方ありません! ハード、ソフト、本革のタイプから選んじゃってください。
ケースもどうぞ!
レポート、まだまだ続きます♪
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