ドコモもSIMロック解除とSIM単体販売に乗り出しましたね。MVNOの日本通信は、契約にしばられず使えるプリペイドのデータ通信SIMをかつてから提供していましたが、iOS向け以外には300Kbpsの速度制限があるU300シリーズしか選択肢がありませんでした。
先日のUstでも少しお話しいただいた、日本通信の新商品がいよいよ登場です。契約もプラットフォームのしばりもなく、速度制限も設けられていないSIMカードは、複数端末を使い分けたいケータイマニア、海外スマホユーザー、ジャイアン鈴木さんなどにはかなり魅力的な選択肢となるのではないでしょうか。
見た目は例によってFOMAカードそものもです。ドコモ版の(すなわちロックのある)Xperia arcに挿入してみました。
APNの設定はU300とほぼ同じ。ユーザー名の末尾だけ変わっています。Webアクセラレータも既存のものが利用可能でしたが、これで消費パケットが節約できるかは確認中です。
速度制限はなく、1GBのパケットを消費するしくみです。プリペイドで購入(9800円)し、1GBを使い切るまで利用できるので、使っていない月などで無駄が生じないのが魅力。音声はありません。使い方にもよりますが、月額換算で2000円前後に落ち着くのではないでしょうか。なお、パケットの追加チャージは8350円で行なえます。
Android端末向けにはデータ残量や追加チャージを行なえるアプリが用意されています。クレジット登録しておけば、チャージを自動化することも可能。発売は4月15日。これからジャンジャン出てくるタブレット用に数枚、調達しておくといいかと思いますよ>ジャイアン鈴木さん。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります