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通信速度制限ナシ! iPhone4をドコモ回線で定額利用できるマイクロSIMカードが正式発表!!

2010年08月23日 15時13分更新

 日本通信はSIMロックのかかっていない海外版『iPhone4』で利用できるマイクロSIM型のFOMAカード『b-micro talkingSIM プラチナサービス』を正式に発表しました。 ※初出時、iPadやほかの海外製SIMロックフリー端末で利用できる旨の記載がありましたが、iPhone4専用となります。お詫びして訂正します。なお、SIMカードアダプターなどを用いることで、SIMロックフリーのiPhone3GSでも利用可能とのことです(正式サポートではありません)。

microSIM_FOMA
↑マイクロSIM型FOMAカード。iPhone4専用となっており、現状ほかの端末では使えないそうです(追って、検証します)。

 SIMカードの発行は無料初期手数料3150円、利用料金はどんなに使っても月額6260円+ユニバーサルサービス料8円で、これに無料通話1050円(通話料は30秒辺り21円)ぶんが含まれる形になります(明日発売の週刊アスキー本誌には異なる情報が記載されていますが、こちらが正しい情報になります。ご了承ください)。ドコモでフツーに使うと1万1690円になりますから、半額近い値になりますね。

 香港などで売られているiPhone4は技術適合基準を満たしており、日本国内での利用に問題がないとされています。また、アップルは原則ワールドワイドのサポート体制となっており、海外版であっても日本で修理が受けられると日本通信は主張しています。今後、端末の輸入販売にも注力していく構えです。 ※端末の販売は専用業者に委ねると会見で述べられました。

microSIM_FOMA
↑香港版iPhone4(手前)には国内の電波法に基づく刻印がありませんが……。
microSIM_FOMA
↑iOSの認証画面を開くと技適の記述を確認できます。すなわち、国内で使用しても法的に問題がないということです。

  「ユーザーは端末と通信サービスを分離して選択できるべきである」と主張し続けてきた日本通信。確かにドコモ回線でiPhoneを使いたいという声はよく耳にします。

microSIM_FOMA
↑プラスエリア含むFOMA網でiPhone4を使えます。“NTT DOCOMO”の文字がまぶしい?

 何はさておき、通信速度の制限がないという点が最大のトピックですね! テザリングにも対応しています。ただし、テザリング時は速度制限がかかるとのこと(U300相当)。

 とはいえ、iPhoneといえばソフトバンクの主力製品です。孫社長が何も手を打たないはずがありません。今後の展開から目が離せませんね!

 発売時期は8月26日以降、その他、詳細わかり次第追記していく予定です。23日14時現在、私は日本通信の発表会場におりますので、速報はツイッターにて☆

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