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外付けドライブケース付属SSDでお手頃アップグレード

Windows 7ゲーミングPCを3万円以下でWindows 10&SSDにしたら快適すぎた

2019年12月16日 17時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: 日本サムスン

ファークライ5ではゲームを始めるまでの時間が1分以上短縮

 続いて、同じくユービーアイソフトのFPSタイトル、ファークライ5だ。こちらはゲーム起動後ログインしてメインメニューが表示されるまでの起動時間と、ゲームが始まるまでのゲームロード時間の2通りを計測した。なお、デル「ALIENWARE 17」ではグラフィックスドライバーを最新版にアップデートできないためか、起動できなかったため、今回はMSI「GE70 0NC」のみでの計測となる。

MSI「GE70 0NC」(Windows 7)、ファークライ5のロード時間比較

MSI「GE70 0NC」(Windows 10)、ファークライ5のロード時間比較

 結果は、Windows 7での起動時間が約44秒、ゲームロード時間が約20秒も短縮した。合わせると1分以上も改善するため、1ヵ月毎日起動していたら、約30分、1年で約6時間もの無駄な時間を削減できる。Windows 10でも起動時間で約49秒、ゲームロード時間で約12秒と十分な改善を示してしている。

まとめ:Windows 10へのアップグレードは一筋縄でいかないこともあるが、Windows 10&SSD化はゲーミングノートPCでも効果大

 以上で検証は終了となるが、最後にWindows 7からWindows 10へのアップデート作業でいくつか問題が発生したので報告しておこう。MSIの「GE70 0NC」ではアップグレード中にエラーとなり、データやアプリを引き継げなかった。そのため、USBメモリーで起動してまっさらな環境で再インストールしている。とは言え、だいぶ古めのモデルなのでこのようなエラーはあってしかるべしで、なんら不思議なことではない。

 逆に、デルの「ALIENWARE 17」では、Windows 7の環境を引き継いでのアップグレードはできたものの、やはりWindows 10でもグラフィックスドライバーを最新版へ更新できず、ファークライ5の動作を断念している。Windows 10へのアップグレードはこのようにうまく動作しない場合もある。MSIマシンのように環境を引き継がずにインストールすれば大丈夫なケースもあるので、万が一うまくいかない場合は適宜試してほしい。

 しかしながら、結果としてはHDDからSSDにしたおかげでかなり快適なゲーミングノートPCに生まれ変わった。Windows 7延長サポート終了はもう間近。860 QVOの外付けドライブケース付属モデルとWindows 10は合わせても3万円以下。新しくPCを買うよりもずっとお手頃に対処できるので、急場の対策としてぜひ覚えておいてほしい。

提供:日本サムスン
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