新設計の多機能スタンドや
ダイレクトボタンで納得の使用感を実現
23.8インチ「XUB2493HS-3」、21.5インチ「XUB2292HS」は、従来モデルとは異なるスクエア形状の新デザインのスタンドベースを採用している。フットプリントおよそ210×240mmと、省スペースに配置できるのが特徴。つい雑多になりがちなデスクに置いても、占有スペースが最小限で済むのは大きなメリットだ。
一方、27インチの「XUB2792HSU」は、旧来のスタンドベースのままだが、最大で130mmの高さ調節、90°ピボット(縦横回転)、最大27°のチルト(前後角)、最大90°のスウィーベル(水平角度)調節が可能な点は、新デザインのスタンドと同じ。できるだけ省スペースで運用したい人は、「XUB2493HS-3」か「XUB2292HS」、画面は大きく見やすい方がイイと言う人は「XUB2792HSU」を選ぶのがイイだろう。
椅子やデスクの高さ、座高、座る姿勢など、使用環境によって変わるさまざまな条件に応じて、自由に角度や高さを調整できるため、どのようなユーザーでも、最も見やすい角度に設定できるはず。
ボタン類は背面にまとめて配置。入力の切り替え、内蔵スピーカーの音量調整、ブルーライトを抑制するという「Blue Light Reducer機能」のオンオフなどが可能だ。
画面に向かって右側裏(背面左端)の表から手を回しやすい位置に配置されているため、慣れれば手探りで任意の操作を実行できるだろう。前面からの見た目がすっきりしていて美しいというメリットのほかに、意図せず手や物が触れてしまって、思わぬ誤動作を起こすことも防げる、使い勝手を考えた仕様だ。
マルチディスプレーにもオススメな狭額縁ベゼル
また、ディスプレーやノートPCでスタンダードになりつつある、薄型ベゼルデザインを採用。本機ではわずか3.0mmのベゼルにより、いわゆる非表示幅全体でも6.5mmを実現している。
このため、複数台を並べて、マルチディスプレー環境で使用するにも最適。前述したスタンドの角度調整機能も合わせて活用すれば、ユーザーごとに理想のバランスで配置できるだろう。
デザイン的には、装飾的な要素はベゼル下部のロゴのみと極めてシンプルなので、コンテンツに集中できるのもメリット。また、ホコリが溜まる場所が少なく、清掃がしやすいのも狭ベゼルデザインのメリットのひとつだと思う。
長年愛用できるスタンダードなディスプレー
本稿で紹介したProLite XUB2493HS-3(市場売価想定 2万円前後)のほか、iiyama ProLiteシリーズでは新型の多機能スタンドを装備したモデルが充実している。
iiyama ProLiteシリーズ 新型多機能スタンド搭載モデル
インチ | モデル | 解像度 | 入力端子 |
---|---|---|---|
21.5インチ | XUB2292HS | フルHD | D-Sub/HDMI/DisplayPort |
23インチ | XUB2390HS-4 | フルHD | D-Sub/DVI-D/HDMI |
23.8インチ | XB2481HSU-4 | フルHD | D-Sub/HDMI/DisplayPort |
23.8インチ | XUB2493HS-3 | フルHD | D-Sub/HDMI/DisplayPort |
24.1インチ | XUB2495WSU-2 | WUXGA | D-Sub/HDMI/DisplayPort |
ProLite XUB2493HS-3は、2万円台前半で購入できる値頃感もうれしい。IPS方式パネル、多機能スタンド、狭額縁ベゼルと、抑えるポイントはしっかり抑えつつ、買いやすい価格を実現しているため、久しぶりのモニターの買い換え先や、マルチディスプレー環境の構築用、買い足しなど、どのような需要にもしっかりマッチするはずだ。
特に、省スペースで自在に調節できる多機能スタンドの使い勝手は優秀。オフィスや自宅での使用はもちろん、スタッフみんなが使う店舗用の備品としてや、立ち姿勢で操作するシーンでの活用にも向いているだろう。
(提供:マウスコンピューター)
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