ごきげんよう、今日ものんべろべろりん。アスキーの酒好き記者ナベコです。尊敬する偉人は“下町のナポレオン”。
今回は下町のナポレオンのお話。フランスではなく、酒場やおうちにある焼酎「いいちこ」のことです。
三和酒類の麦焼酎「いいちこ」は、今年発売40周年を迎えるロングセラー。コンビニにも売られているほど販路が幅拾い焼酎ブランドなので、飲んだことはなくてもパッケージを見たことある人は多いのではないでしょうか。
「いいちこ」の900mlボトルや1800mlパックは家飲みする時にとっても便利。水割りやお湯割りを自分で作って、ちょっとずつ楽しめます。
最近、いいちこの意外な飲み方を知りました。なんでも「緑茶をいいちこでいれる」とおいしいんですって。
その名も「いいちこ究極のお茶割り」!
10月に公開された「下町のナポレオンの辞書」というサイトでは、合計25種類以上のいいちこの飲み方を紹介しています。
いいちこの飲み方が25種も! そんなにたくさん飲み方のバリエーションがあることに、まずびっくり。
その中でも、私が興味を惹かれたのは「いいちこ究極のお茶割り」です。お茶でいいちこを割るのではないく、いいちこでお茶をいれるんです。
サイトで紹介されている作り方は以下。
<「いいちこ究極のお茶割り」>
~作り方~
1・急須に緑茶の茶葉(通常の2倍)、ロックアイスを入れ、いいちこを注ぐ。
2・茶葉の旨みが抽出されるまで10~15分待つ。
3・グラスに氷をみたし、<2>を少しずつ注ぎ出来上がり。
お茶の旨み引き立つオン・ザ・ロックがオススメ
「究極のお茶割り」作ってみた!
さっそく試してみました。
いいちこはアルコール度数が20度のものと25度のものがあります。動画の説明を見ると、究極のお茶割りは20度のいいちこで作ると飲みやすいとか。ただし今回は、家にあったいいちこが25度なので、そちらで試してみます。アルコール度数が高めおのお茶割り、ということでしょう。
急須がなかったので、グラスでお茶をいれることにしました。
茶葉を入れてから、ロックアイスも入れます。
そこにいいちこを注ぐ。
トポトポトポ。
緑茶の「氷出し」と同じ製法。確かに、お酒そのものでお茶をいれれば、お酒をお茶で割るより純度が増し、よりピュア(?)なお茶酒ができるはず。
お茶の香りが爽やかで口あたりまろやか
待つこと15分程度。茶葉の抽出具合は十分でしょう。
茶葉が浮いていると飲みづらいので、ザルで茶葉を取り除き、ロックアイスも入れ直しました。
茶葉からエキスが染みだした、透明感あるきれいなグリーン。
香りはどうでしょうか。スッと鼻を抜けるお茶の良い香り。ああ、とても爽やか。アルコール度数25度のいいちこを使用しましたが、アルコールのにおいはそこまでキツクなく、まろやか。
飲んでみますと、お茶の旨みが豊かで、口あたりはまろやか。いいちこにお茶の味わいがなじんでいますね。スーと入ってきて、とても飲みやすいです。
いいちこ自体、そこまで主張が強くないのがいいのかもしれないですね。お酒のツーンとした感じがとても穏やかで、茶葉の本来の風味を豊かに感じられます。いいちこは大衆的にいろいろな人から愛される焼酎ですが、大分のきれいな水で作っていて、柔らかい風味が特徴。だから、お茶にもよく馴染むのかもしれません。
いいちこというと、水割りかお湯割り、というイメージがありましたが、飲み方次第でまた違う楽しみ方があるとは! 他にも、いいちことアイスコーヒーを1:3の割合で混ぜ合わせた「いいちコーヒー」や、炭酸割にコショウをかけた「いいちこスパイシーハイボール」も紹介されています。お酒好きな人はぜひ試してみてはいかがでしょうか!
書いた人:記者ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】♪
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