インターフェースも充実&ユニークな指紋認証機能も搭載
気になるディスプレーの性能の前に、まずは基本性能をチェックしておこう。筐体は同社のゲーミングブランドG-Tuneの他のモデルと同じく黒を基調とし、天面にロゴがさりげなく入った落ち着いたデザイン。形状自体は、液晶ディスプレーを備える「NEXTGEAR-NOTE i5740」シリーズと変わらない。
インターフェースは背面に多く備わっていて、別途液晶ディスプレーなどを繋いだ場合でも、左右からのケーブルが少なく邪魔になり難いようになっている。USB3.0が3つ、最新のUSB3.1 Type-Cも2つ備え、カードリーダーにギガビットLANと、十分な数が揃っている。また、背面のUSB3.1 Type-Cは外部出力にも対応するため、Type-C接続も可能なモバイルディスプレーなどへの出力も行なえる。
ゲーミングノートPCといえば当たり前に搭載するキーボードのバックライトも当然備わっている。プリインストールされている独自アプリを使用して、バックライトのカラーや明るさの変更も可能。もちろん、アプリを使ってマクロの登録も行なえる。また、ファンの回転数の設定も調整できる。
また、本機は指紋認証により、素早くPCを起動できる「Windows Hello」に対応するが、一般的な指紋認証リーダーのように指紋センサーがノートPCのパームレストなどに搭載されている訳ではない。あらかじめ指紋を設定しておけば、PC起動時など指紋認証が必要な時だけタッチパッドに表示される指紋のマークにて認証が行なえる。特にセンサーが別途あって困ることもないが、外観に影響を与えず、使いたい時だけ意識させるという点はユニークだ。
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