週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

女の子キャラの表現が圧倒的じゃないか!有機EL搭載ゲーミングノートPCの脅威の映像表現をチェック

2019年10月08日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ
提供: マウスコンピューター

可愛い女の子キャラがより鮮やかに表現された!

 さて、お待ちかねの映像表現について確認していこう。まずは有機ELディスプレーが液晶ディスプレーとどれぐらい違うのか、風景写真でチェック。

 比較には、液晶を採用している同社のNEXTGEAR-NOTE i5740SA1を使用。映像を大きく見せるため、上下に並べてみた。最初が有機ELを採用した「NEXTGEAR-NOTE i5751GA1」の次が比較用の「NEXTGEAR-NOTE i5740SA1」に映した場合。分かりやすいように夕焼けの写真を用いたが、比率は4対3なので、左右に黒く、画面いっぱいに表示されていない点はご容赦願いたい。

NEXTGEAR-NOTE i5751GA1

NEXTGEAR-NOTE i5740SA1

 ひと目見ただけで違いは分かると思うが、まず雲のコントラストが違う。雲に映る夕焼けの赤は、NEXTGEAR-NOTE i5751GA1だとより赤く、色彩豊かに表現されている。また、暗く沈んでいる建物の黒が、漆黒に近い締まりのよい黒で表示されているため、全体的にパキッとした色合いで表現されていて、よりリアリティーが増している。

 有機ELを採用した同社の製品は、クリエイティブブランドの「DAIV」でもあるが、今回のNEXTGEAR-NOTE i5751GA1はゲーミングノートPCのため、次からはゲームの表現を確認したい。

 ゲームでは有機ELはどう活きるのか。有機ELは液晶のようにバックライトや液晶シャッターなどを必要とせず、その分構造がシンプルなので応答速度は速い。しかしながら、有機ELのテレビなどの場合は、焼き付きに対処するための表示遅延があるので、結果として液晶よりも遅いこともあるが、マウスコンピューターのサイトでは応答速度の記述がないため、定かではない。

 一方でリフレッシュレートに関しては、現状どのメーカー製品も60Hzに留まっている。そのため、激しい動きと表示遅延があると厳しいFPSやTPS、レースゲームを中心にプレイする人には向いていない。

 だが、美麗な映像がウリのRPGや、高精細な3Dキャラクターが登場するゲームなどでは、表現力の高さが活きると思われる。そこでまずDMM GAMESで配信されている「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」で、美麗な3Dキャラクターがどう映えるのかを確認してみた。

NEXTGEAR-NOTE i5751GA1

NEXTGEAR-NOTE i5740SA1

NEXTGEAR-NOTE i5751GA1

NEXTGEAR-NOTE i5740SA1

 まず、1枚目だが前述した写真と同じく、液晶の方は夕焼けの赤が薄く白がかっているが、NEXTGEAR-NOTE i5751GA1では、色鮮やかで雲の陰影も美しい。背景がボケて見えるのは、ゲーム内の撮影モードで、F値をめいっぱい下げたからだが、高コントラストであるがゆえにメリハリが生まれ、その分キャラクターが際立っている。

 首筋や胸の谷間といった影の陰影も液晶よりもくっきりしているため、より肉感的で健康的に見える。2枚目はガチャSR排出時のシャワーシーンだが、液晶側だと背景の色とシャワーの水しぶきが混ざり合っているところ、NEXTGEAR-NOTE i5751GA1では水しぶきの動きがよりくっきりしている。また、ブロンドの髪が鮮やかで美しく、よりリアリティーが増している。

 写実的ではなく、アニメ調の3D作品ではどうだろうか。それを確認するため今度は「カスタムオーダーメイド3D2 It's a Night Magic」で、映像を確認してみた。

NEXTGEAR-NOTE i5751GA1

NEXTGEAR-NOTE i5740SA1

NEXTGEAR-NOTE i5751GA1

NEXTGEAR-NOTE i5740SA1

 動きのないベタ塗りの背景であるためDEAD OR ALIVEほどの変わりようこそないが、当然のようにひと目で違いが分かる。コントラストが高く、黒が引き締まっているため、全体的にメリハリが良く、色の表現が紙に起こした生原画を見ているような印象を受ける。

ゲームをより綺麗な映像で楽しみたい人にオススメ

 NEXTGEAR-NOTE i5751GA1は有機ELを採用しているため、コントラストが高く、色の再現性に優れ、写真や動画を見て楽しむにはかなり魅力的。実際に筆者は「PC TV Plus」を使って、自宅のnasneに接続してテレビ視聴を行なったが、液晶で見るよりもメリハリのある、色彩豊かな映像で番組が楽しめた。

 ベゼルが狭く没入感が高い点も動画視聴用として魅力が高い。自分のプライベート空間で、動画配信サービスを使って映画や海外ドラマ、アニメを楽しむ人にもオススメできる。

 リフレッシュレートが60Hzであるため、フレームレートが60fpsまでしか対応しないが、国産のゲームの場合、アクションゲームであっても最大60fpsというタイトルは多く、FPSやTPSのような競技性の高いタイトルを中心にプレイしている人以外になら十分あり。

 スペックもゲーミングノートPCとしては10万円台前半のロースペック以上で、フルHDどころかタイトル次第では、4K高解像度と本機の最大解像度を活かして楽しめることもあるだろう。有機ELは気になっていたが、大型テレビは置き場所に困るし、ディスプレーだけだとまだ高いなぁ~、と考えていた人は、普段使いで長く使える高性能で有機ELパネルを搭載した、NEXTGEAR-NOTE i5751GA1の購入を一考してみてはいかがだろうか。

(提供:マウスコンピューター)

●関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう