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「荒野行動」のeSports大会「荒野Championship-元年の戦い」で9000チームの頂点が決定

2019年09月29日 09時00分更新

いよいよ国内チャンピオンを決める大会がスタート

 ここから大会の進行は実況の柴田将平氏と解説のBocky(ボッキー)氏にゆだねられた。沸き立つ客席をクールダウンさせるように、落ち着いた声で本大会のルールや見どころをわかりやすく解説。

 解説のなかでBocky氏は、「“ちーむえーけー!!”が勢いに乗っている」と優勝候補に挙げた。しかし柴田氏は「キル数は5位だが、平均ダメージは14位、生存時間は15位」と予選のデータを元に首を傾げた。はたして結果はいかに!?

 全選手の準備が整うと、大会おなじみの「荒野いこーや!」の掛け声と共に第一試合がスタート。マップは「嵐の半島」だ。序盤は静かなスタートだったが、安全地帯の縮小と共にマップ各地で戦闘が起こっていく。この試合でおもしろかったのが、安全地帯のポイント。ほとんどが海で覆われている島を中心としたエリアが安全地帯だった。この島を事前に占拠していたチーム「抜く組」以外はなかなか上陸できない……。

 試合の終盤、島内の最終決戦に挑んだのは「抜く組」の3人と「気持ちぃ」の2人、「爪楊枝建築倶楽部」の1人だった。劣勢なのは、たったひとりしか生き残っていない爪楊枝建築倶楽部。しかし蓋を開けてみると、結果はソロで活躍した爪楊枝建築倶楽部の勝利。終盤ですばらしい動きを披露し、漁夫の利を得る形でフィニッシュ。一試合目にもかかわらず、場内から大きな歓声が起こった。

試合だけじゃなくゲストによる
パフォーマンスも大盛況

 小休止を経て行なわれた催し物は「荒野あるあるダンス」のパフォーマンス。荒野行動プレイヤーなら誰しも「あるある」とうなずいてしまう歌詞に合わせて、ダンサーたちがかわいいダンスを披露した。

 続いて第三試合「東京決戦」を制したのは、「ちーむえーけー!!」だった。当チームは人気投票第一位だったため、勝利した瞬間に場内から大きな拍手が起きた。さらに第四試合はTwitterの投票で決まったマップ「激戦野原」。そして勝利したチームは「Risky」。美しい連携プレーで敵を圧倒し、勝利をもぎ取った。

 なお、第四試合の前にはお笑い芸人・ドランクドラゴン 鈴木 拓さんと、「荒野女子部」のメンバー(月野ももさん、岸 明日香さん、青木菜花さん、前田希美さん、れたすぅさん)たちと一緒に遊べるファン参加型のエキシビジョンマッチが行なわれた。チームリーダーの鈴木さんはそうそうに倒されてしまったが、他のメンバーの活躍のおかげでチームは勝利した。

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