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ROGファン待望の純正ハイエンドPCケース「ROG Strix Helios」レビュー

2019年06月28日 13時00分更新

ハイエンド系パーツの組み込みを強く意識した内部レイアウト

PCIeスロット。通常の8段のほか、グラボ垂直配置用の2段スロットが追加で用意されている。

グラボの垂直配置には専用スロットがあるが、通常のPCIeスロットの位置でも垂直配置できる専用プレートが付属する。

水冷ポンプ固定用のブラケット。

「マルチファンクションカバー」(後述)の手前あたりに設置できる。

背面ファン。ROGロゴが目立つ。

フロントの3連14cmファン。付け替える際はフレームごと取り外せる

 ROGブランドの製品だけあって、内部レイアウトはハイエンド系パーツの組み込みを強く意識している印象だ。前面には420mm、天面には360mmの水冷ラジエーターを搭載可能で、空冷クーラーは高さ190mmまでの製品に対応する。加えて水冷ポンプ用のブラケットが同梱されるため、ポンプ使用時はしっかりとケースに固定できる。ビデオカードは長さ450mmまでの製品に対応する十分な余裕があり、垂直配置用のスロットも完備(ライザーカードは別売)。

 ミドルタワーケースでこれだけの仕様をカバーする製品はあまり多くないことから、特にハイエンドユーザーには魅力的な製品と言っていい。ちなみに14cmファンがフロント部に3つ、背面に1つ標準で取り付けられているので、レイアウトの余裕から見ても、エアフローには困らないはずだ。

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