ゾンビブームが再燃中?
Steamおすすめゲーム「MECCHA ZOMBIES」ひたすらゾンビを撃ちまくるツインスティックシューティング
一匹を見たら数百匹いると思えというのはとある害虫の話であるが、ゾンビの鉄則もとにかく増えるという部分にある。ゾンビを一体見たら百体はいると思う。むしろゾンビゲームでゾンビがほとんどいないのは実際どうなんだと思うことだろう。最近はEpicなゲームストアで専売になってしまったが、「World War Z」のようなゾンビゲームも快調にヒットを飛ばしていたりとゾンビというジャンルはまだまだ元気なようだ。
そんなゾンビゲームや、80年代のアーケードゲームから定番のジャンルにツインスティックシューティングと呼ばれる物がある。二つのジョイスティックで移動と視点を変えて360度から迫り来る敵を撃ちまくるジャンルである。古くは「Smash T.V.」にはじまり最近であれば「AREA 4643」といった変わり種も存在する。
そんな第97回はエアーキャップのプチプチを潰すかのごとく気の赴くままにトリガーハッピーでゾンビを殲滅するツインスティックシューティングである「MECCHA ZOMBIES(めっちゃゾンビ)」を紹介する。
本作品は日本語に対応している。詳しい操作は後述するが操作自体はキーボードとマウスかコントローラーどちらも使える。筆者はコントローラーでプレイしているが自分がプレイしやすい方を選択して欲しい。
ゾンビを殲滅せよ!
遠い未来で意識を電脳世界で保存できるようになった人類は意識と肉体を切り分けることで現実世界と電脳世界を行き来するようになっていた。その肉体の器となる素体の生産工場にて未知のウィルスに感染した素体は、ほぼ無限に生産され暴走を始めていた、というのが本作品のストーリーなのだがゲーム中では一切触れられることはない。
マップクリア型となる本作品ではマップを進めていくことでアイテムや武器を解禁していくスタイルとなっている。最初はアサルトライフルしか持っていないが、マップを進める毎に火炎放射器やマシンガンといったおなじみの火器も手に入る。
また、一度クリアしたマップでも何度でもやり直すことができるため金策など進めないときは過去のマップを繰り返すことになるだろう。
マップに入ってミッションを開始すると殲滅の開始だ。コントローラーの左スティックで移動を行い、右スティックで狙いを定める。右トリガーで攻撃となっている。ゾンビに触れたり捕まれたりするとダメージを受けるが、捕まれてしまうと移動も攻撃もできなくなってしまう。捕まれた際にはレバーを激しく動かすことで払うことができるが、そのまま囲まれてしまうとゲームオーバーの危機なので注意だ。
ゾンビの中には特殊なゾンビもおり、ゾンビからゾンビを生み出すものなどマップを進めば進むほど凶悪なゾンビも増えていく。だが、それに応じて獲得できるお金も爽快感も比例して上がっていく。
マップからゾンビを殲滅するとマップ一番上の出口が開放される。ここを通り抜ければ無事マップクリアだ。
ゾンビを一気に処理したときの爽快感
序盤こそアサルトライフルやマシンガンで一体一体を徐々に倒していくような展開から進んでいくが、後半に進むにつれ設置型兵器や範囲攻撃手段などで大きく処理する場面が増えてくる。本作品は何度も同じマップを繰り返すことで強化を行う地味な場面こそ多いが、強化を重ねてゾンビを一気に処理したときのカタルシスは表現こそ悪いが散らばる血しぶきと共に快感ともいえる興奮を味わえるだろう。
一日のストレス解消や、サクっと遊びたいときには非常にオススメなゲームだといえる。トリガーハッピーになってゾンビを殲滅しようではないか。
「MECCHA ZOMBIES(めっちゃゾンビ)」の推奨動作環境は?
最低動作環境の要件だけ見ると、Core i3-4170と、Geforce GT 730以上というかなり旧世代のスペックになっている。
ただし、筆者の環境下(Xeon E5-2630 v3 / Geforce GTX 1080)でFPS60以上は安定しているが、大量のゾンビの爆発時や生成時には若干カクつくことがあった。非常に気になるわけではなく、PC性能に起因するものと判断するのは難しいところではあるが、近年のミドルクラスGPUを搭載した環境で遊ぶのが安心だ。
「MECCHA ZOMBIES」
●X-STREAM DIGITAL Co., Ltd.
●1150円(2019年3月19日リリース) ※価格は記事掲載時点のものです
対応OS Windows
ジャンル カジュアル、アクション、独立系開発会社、RPG
■著者:rate-dat
・Steamのプロフィールページ:Steam コミュニティ :: ratedat
・Twitter:@rate_dat
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