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シャオミが目指すはスマホメーカーではなく家電の無印良品 戦略や日本進出を聞く

2019年03月17日 12時00分更新

低迷からの復活の要因としてリアル店舗の強化

――3~4年前に停滞した時期があった。カムバックできた理由をどう分析している?

 いくつかの要因がある。まずは、創業後に急速に拡大してしまったが、減速の必要があった。マネジメント、プロセス、品質管理などできちんと機能しているか、体制が整っているのかを見直す必要があった。

 次に、中国では当初オンラインのみで展開していたが、これに限界があることがわかった。オフラインで購入する人もたくさんおり、オフラインを強化することにした。具体的には「Mi Home」で展開する店舗で、中国では300店以上、中国以外では約100店を数える。パートナーと協業したシャオミ認定ストアも含めて、多数のユーザーにリーチできる。

――MIUIはどうか? 一時期使いにくい、バグが多いという声があった。

 MIUIは素晴らしいOSだと思っている。戦略的にも重要だ。一方で、Stock Android(ピュアAndroid)を好む人向けに「Android One」プログラムにも参加して、選択肢を提供する。

シャオミはあくまでインターネットカンパニー
スマホは生活製品やサービスへの入口

――スマートフォン、ウェアラブル以外にもさまざまな製品を展示した。シャオミのビジネスをどのように位置付ける?

 我々はスマートフォンメーカーではなく、スマートフォンとIoT製品をもつインターネットカンパニーだ。スマートフォンとIoT製品は成長を加速してくれる重要な製品で、それぞれ売上の1位、2位を占める製品カテゴリーとなっている。続いて、音楽サービスなどのインターネットサービスだ。

空気清浄機や照明も

 中国では音楽、動画などのインターネットサービス、MVNOも展開しているが、スマートフォンやMIUIはこの入口となる。ユーザーを獲得するという点で、スマートフォンなどのハードウェアは重要だ。

 このようなサービスは、中国以外の市場ではまだこれから。順番としては、まずはブランドの構築、次にサービス事業の展開となる。インドでは6四半期連続でシェアトップとなった。3割のシェアを持っており、ハードウェアが安定してきたので、今後インターネットサービスの展開を進めていく。

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