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GTX 1660 TiにGTX 1060 6GB版/3GB版、GTX 960 2GB版と比較

GeForce GTX 1660登場、3万円台前半Turingのコスパを検証

2019年03月14日 22時00分更新

 日本時間2019年3月14日22時、NVIDIAはTuringベースの新GPU「GeForce GTX 1660」を発表した。型番からわかる通り、同社が2月に投入したGTX 1660 Tiの下位モデルにあたる製品となる。

 米国におけるGTX 1660の希望小売価格は219ドル~。レビュワーズガイドではGTX 1060 3GB版のリプレースを狙う製品であると述べているが、これはGTX 1660に先立ち米国で価格改定が行なわれたライバルのRX 590(229ドル~)に対する牽制でもある。

 GTX 1660 Ti(279ドル~)に比べて60ドル安いというのは驚異的だが、国内の予想価格では税込み3万円台前半から半ばがボリュームゾーンになる見込み。GTX 1660 Tiの最安ボードは3万6000円前後という点を考えると、初出価格はやや割高な印象でるあることは否めない。

 GTX 1660 Tiと同様、GTX 1660もFounders Editionは存在せず、AICパートナーによる独自設計モデルのみが供給される。今回は運良くASUSよりGTX 1660を搭載した「PH-GTX1660-O6G」を借り受け、テストする機会に恵まれた。ポストGTX 1060の座を担うことが期待される“Turing GTX”シリーズの最新ミドルクラスGPUは、果たして最新ゲームでどの程度通用するのだろうか?

ASUSよりお借りしたGeForce GTX 1660搭載ビデオカード「PH-GTX1660-O6G」。ブーストクロックは1800MHz(OCモード時は1830MHz)。国内予想価格は税込み3万2000円前後。3月22日発売予定。

同じくASUSから登場する「TUF-GTX1660-O6G-GAMING」。ブーストクロックは1815MHz(OC モード時は1845MHz)とPH-GTX1660-O6Gよりやや高め。国内価格予想価格は税込み3万5600円前後。3月下旬発売予定。

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