「Apex Legends」で平均120fps以上を実現
それでは実際のゲームを利用した検証に入ろう。まずはGTX 1660 Tiのターゲットであるバトルロイヤル系FPS/TPSシューターの性能をチェックしたい。そこで今回は「Apex Legends」で検証することにした。
画質は全設定を一番重くなるように設定。トレーニングステージ内の一定のコースを移動し、その際のフレームレートを「OCAT」で計測した。
確かにフルHDでは最高画質設定でも平均120fps以上出ており、60fpsを割り込むことはない。もちろん、激しい戦闘になるともう少しフレームレートは下がる可能性はあるが、このゲームを快適に楽しむためのGPUとして、GTX 1660 Tiはオススメできると言って差し支えない。
そして、GTX 1060なら50%以上、GTX 1070なら10~15%ほど上回る平均フレームレートを出せている点も興味深い(以降、伸び率を述べる時はすべて平均fpsで計算している)。4Kになるとさすがに息切れはするが、WQHDまでなら快適に遊べるはずだ。
「Far Cry New Dawn」でもWQHDで60fps以上をキープ
では、直近のタイトルを中心に実ゲームベースの検証を進めていこう。続いては「Far Cry New Dawn」を利用する。画質は“最高”とし、ゲーム内のベンチマークモードを利用して計測した。
このゲームは「Far Cry 5」の後日譚のようなものなのでエンジン部分もほぼそのまま継承している感じだ。画質“最高”だとミドルクラスにはやや荷が重いのか、GTX 1070を上回りはしたものの、数%のゲインにとどまっている。
とはいえ、GTX 1060や960ではフルHDですら最低フレートレートで60fpsを下回るのに対し、GTX 1660 TiはWQHDでも60fps以上をキープできている。地力がかなりアップしたと評価すべきだろう。
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