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もはや完全ワイヤレスイヤホン祭り状態、デザインも機能も豊富な選択肢

2018年12月16日 10時00分更新

完全ワイヤレス型の課題解決に取り組むクアルコム

 利便性やデザインの優秀さで人気が集まる一方で、接続性やバッテリー駆動時間の問題も抱える完全ワイヤレス。2018年には、内蔵チップの改良でこのあたりの事情も改善しようという試みも出てきた。aptXなども展開するクアルコムは積極的。ブースを設け、評価キットを展示しながら、「TrueWireless Stereo」(TWS)、「TrueWireless Stereo Plus」などの技術を紹介している。

 特に期待が集まるのがTWS Plus。これはスマートフォンに対して、左右のイヤホンがそれぞれ独立して接続することで、左右またぎに起因する接続の不安定さや、片側だけのバッテリーが消費して再生時間が減ってしまう問題を回避しようとする技術だ。Snapdragon 845との連携によって実現する。なお、左右またぎするTWSでも一次受けする際、左右のどちらで通信するかを最適化することでバッテリー寿命や接続性を改善する試みを入れている。

国内ブランドの中で、AVIOTはクアルコムのQCC3026をいち早く採用するなど、積極性が目立つブランドでもある。

クアルコム製チップ搭載の製品

2種類のTWSの接続の仕組み

評価キット

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