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日本で1台 大崎のローソンで稼働中

「からあげクンロボ」早いし旨いし、なにげにスゴイ!

2018年12月12日 19時30分更新

予想以上にすごいかも
ローソン担当者に話をきいた

からあげクンロボと記者が記念撮影! からあげクンを食べてビールが飲みたくなりました。

 私の想像以上に実が伴っていた「できたてからあげクンロボ」。そこで、企画などを担当したローソン経営戦略本部 オープン・イノベーションセンター アシスタントマネージャーの佐藤正隆さんにお話を伺いました。

――「できたてからあげクンロボ」の開発にはどれくらいかかりましたか?

ローソン佐藤さん:「できたてのからあげクンを提供したい」という着想で企画が出たのは3年くらい前なので、構想からそうとうな期間をかけています。

――ずいぶん時間をかけたんですね。パッと出というわけではない。調理の面で、技術の詳細を教えてください。

佐藤さん:そこは企業秘密です。デジタル技術を駆使しており、実はただいま特許出願中です。時間を短縮するために通常より高温で調理している、という点はお伝えできます。

――え、特許出願中の技術とは! からあげクンを調理するための技術の粋が詰まっているわけですね。

佐藤さん:はい、からあげクンロボは現在あの1台のみを店舗に置いていますが、コストもかかっているので、今回このような形で実証実験させていただいて、今後の展開を検討したく考えています。

――今回は、調理できるフードはからあげクンのみですが、からあげクン以外にも応用できそうですか?

佐藤さん:できればいいですけれど、現状は注文が入ってから店員が1回ごとにからあげクンの種を入れたりと、課題も多いので、そのあたりも今回の検証をふまえて、どのように発展させていくか検討したいです。まずは、お客さんに体験してもらって、どのような反応があるかみたいです。


 ……開発に時間をかけ、コストも費やしたロボであるということがわかりました。すごいぞ、からあげクンロボ。手間がかかっているぞ。しかも、これで調理したからあげクンが本当においしい。いつものからあげクンとはひと味違います。いろいろと困難はあると思いますが、将来的に、ロボが各店舗に普及するとおもしろそうです。

 「できたてからあげクンロボ」はローソンTOC大崎店で体験可能です。なお、対応するのは、からあげクンプレーンとチーズ、レッドの3種。私は、できたてアツアツのからあげクンを食べたら、ビールが飲みたくなりました。ただし、からあげクンロボは1日中やっているわけではなく、夜は21時までなので注意。


<「できたてからあげクンロボ」による揚げたての提供>
・店舗:ローソンTOC大崎店
(住所:東京都品川区大崎1-6-1)
・期間:2018年12月11日~12月28日(金)予定
・時間:10時~21時
※12月11日(火)~16日は10時~17時
※状況により稼働時間が変更になる可能性もあり

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書いた人:記者ナベコ

デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。

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