GeForce GTX 1080 Tiと比較
GeForce RTX 2080 Tiのゲーミング性能をチェック
続いて、メインとなるゲーミング性能を計測。今回は、MASTERPIECE i1640PA2-SP2のスコアと、MASTERPIECE i1640PA2-SP2にGeForce GTX 1080 Tiを差し替えた場合で比較し、GeForce RTX 2080 Tiの実力をチェックしてみた。
まずは、定番の3DMarkをチェック。Time Spyだと両者の差は3721と大きく開いた。GeForce RTX 2080 TiはFire Strike Ultraで8121と高いスコアを計測しているので、負荷がかなり高いゲームでなければ4Kでも快適にゲームがプレーできそうだ。
ゲーム系のベンチマークとして「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」を計測。なお、高品質、フルスクリーン、1920×1080ドット/3840×2160ドットに加え、GeForce RTX 2080 Tiのみ、カスタムでDLSSをオンにして計測した。DLSSは、Tensorコアによる深層学習を利用した、ノイズを削減して動画をアップスケールする技術。これにより、キャラクターの輪郭などが、より滑らかに描写されるようになるほか、パフォーマンス向上も得られる。
こちらも、4Kでは評価がGeForce RTX 2080がやや快適、GeForce GTX 1080 Tiが普通となっている。ファイナルファンタジーXVはかなり負荷が高めのゲームなので、このタイトルでやや快適ということは、ある程度多くのゲームは4Kで遊べるということになる。
また、GeForce RTX 2080 TiでDLSSをオンにしてみたところ、8977(快適)となった。普通に4Kで計測したときは5955(やや快適)だったため、DLSSによりしっかりとパフォーマンスが向上しているのがわかる。
「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」のゲーム内で計測できるベンチマークも計測したところ、以下の結果になった。なお、解像度は1920×1080ドット、DirectX 12をオンにした状態で計測している。アンチエイリアスを変更して計測したが、どちらもGeForce RTX 2080 Tiでは144Hzを上回ったのに対し、GeForce GTX 1080 Tiでは120弱と、結構な差が出た。144Hz以上のフレームレートに対応するディスプレーでも負荷が重いタイトルが遊べるのはうれしいポイントだ。
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