――G-Tuneシリーズに新ケースが登場しましたが、どのようなコンセプトなのでしょうか。
横関昭浩さん(以下横関) 従来のケースは、2010年や2012年にリリースしたものだったので、お客様の要求に応えるのがケース的にも難しくなってきました。今回新しいケースにリニューアルしたことで、新しい熱設計に対応したり、配線などを魅せる化できるケースにブラッシュアップしています。
――今回のケースで特徴やこだわりを教えてください。
横関 一番の特徴は、ユーザーからの要望が高かった、フロントにHDMI端子を付けたことでしょうか。それから、魅せるケースとしてLED付きの光るケースファンとガラスサイドパネルを用意したことです。
透明なサイドパネルは従来からありましたが、社内でサイドパネルを加工していたため、ちょっと手間がかかっていたんです。しかし、今回の新ケースでは、LED付きのファンを採用することで加工する手間がなくなり、生産効率がかなり上がりました。
他には、配線をキレイにするためにすべてケーブルを黒に統一しています。以前のモデルからネジを黒くしたりケーブルを黒くしたりしてきましたが、今回は電源もすべて黒いケーブルで統一しています。また、裏配線にすることで、ガラスサイドパネルを取り付ける表側をすっきりとさせました。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう