Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。
新しいGmailを利用するには
切り替え操作が必要
4月25日から、PC版Gmailのリニューアルや機能の追加が実施されました。また、開発者イベントのGoogle I/Oで発表された新機能、文章の予測入力の「Smart Ccompose(スマートコンポーズ)」が気になる方もいるでしょう。
これから新しいGmailを使うには、切り替え操作が必要です。今回はGmailの切り替え方と、現在発表されている主な新機能を紹介します。
新しいGmailを使うには、従来のGmailの画面右上にある歯車アイコンをクリックして「新しいGmailをお試しください」を選びます。すると、新しいGmailの画面へと切り替わります。これまでのGmailで利用できていた機能はほぼ利用できるので、多くのユーザーはそのまま使い続けしまっても問題ないでしょう。
以前のGmailでないと問題がある場合は、同じように画面右上の歯車アイコンから「以前のGmailに戻す」を選ぶと元に戻せます。
新しいGmailに追加された新機能
今回のリニューアルでは、おもに以下の機能が追加されました。
・インボックス(メール一覧)から添付ファイルを直接開ける
・インボックスの横にGoogle カレンダー、ToDo、Keepを表示
・サイドバーのToDo(Tasks)にメールをドラッグして追加できる
・「スヌーズ」メールを指定した日時に再度表示させる
・「スマートリプライ」メールの内容から返信内容を提案する
・「Nuding」重要なメールを認識して返信などを促す
・「情報保護モード」メールに表示期限やコピー制限をつける
・「オフラインモード」chrome拡張機能ではなく、Gmailの機能として90日間のデータを利用できる
スヌーズやスマートリプライのように、すでにInboxで搭載されていた機能のほか、ビジネス向けに便利な機能も追加されています。
予測入力のSmart Ccomposeは英語向け試験機能
Google I/Oで追加されたSmart Compose(スマートコンポーズ)は、現時点で英語にしか対応していません。利用するには歯車アイコンから設定を開いて、「Experimental Access(試験運用段階の機能へのアクセス」を有効にしたあと、同じく設定画面で「Smart Compose」を有効にする必要があります。入力中に予測入力の候補が表示された場合、キーボードのTABキーを押すと入力が確定されます。
予測入力としては近い機能にあたるスマートリプライも、当初は英語とスペイン語が先に搭載されました。もし日本語に対応するとしても、やや先になると見たほうが良いでしょう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります