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インテルの超小型4K PCでHDR映像を堪能する

2017年12月02日 12時00分更新

UHD BDの再生に挑戦するも撃沈
CPUが非対応

 実はBDR-XD06J-UHDとBDR-S11J-XはUHD BDの再生に対応している。我が4K PCでUHD BDの再生ができるか試してみることにした。

 HDRに対応しているのだから、普通に再生できるはず――と安直に考えていたのだが、なかなか手順が面倒だ。

UEFIを呼び出して「Intel SGX」の項目を「Enable」に変更

UEFIを呼び出して「Intel SGX」の項目を「Enable」に変更

 まず、UEFIのセキュリティー設定で「Intel SGX」(Software Guard Extension)を「Enable」とし、メモリーサイズを「128MB」に設定。

 その後、Windowsを起動してドライブに付属の「PowerDVD 14」をインストール。

 ドライブにUHD BDを入れてPowerDVD 14を起動すると、Intel SGX用ソフトウェアをインストールするように促されるので、流れに任せてインストールを完了させる。

 これでUHD BDが再生されるはずだが……結果はNG。

CPUが条件を満たしていないとのエラーメッセージ

CPUが条件を満たしていないとのエラーメッセージ

 条件としては第7世代のCore iプロセッサーだし、グラフィックスはIntel HD Graphics 630だし、Intel SGXも使えるし……と、パイオニアのサイトの動作環境を改めて確認していたら、プロセッサーのところに注約がある。

 なんて書いてあるかというと「Uプロセッサー非対応」。我が4K PCのCPUはCore i5-7260U。Uプロセッサーでした……。NUCの限界というところか。

 UHD BDまで再生させたいとなると、前述の最強のAV PCを目指すべきなのだろう。そうなると、ベアボーンではなく、ちゃんと自作すべきかもしれない。

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