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VRを活用したものづくり、仮想空間に3D CADデータを直接表示など

2017年10月11日 07時00分更新

 サイバネットシステムは、東洋ビジネスエンジニアリング提供の「mcframe MOTION VR-design review」(以下、MOTION VR-DR)に、同社製品、バーチャルデザインレビューの技術を提供した。

MOTION VR-DRの体験の様子

 MOTION VR-DRは、VR空間(仮想空間)内に読み込んだ生産設備などの中で、ヘッドマウントディスプレーとモーションセンサーを用いて人の動きを検証し、その操作性や作業性を評価、検証するシステム。生産設備などのCADデータを直接VR空間に表示できるため、準備の手間を削減し、また、その場でレビュー結果を反映させて確認することが可能とする。

バーチャルデザインレビューの利用イメージ

 設計データを加工や変更の手間をかけることなくVR空間にダイレクトに表示させ、遠隔地を含む複数のレビュアーが同じVR空間でコミュニケーションを取れるシステムとなっている。

 同社は今後、製造業におけるVRを活用したものづくりが一層加速・発展すべく、さらなる適用範囲の拡大を目指すとしている。

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