セブン-イレブンは定番のスイーツをリニューアルし4月25日から順次発売します。テーマは「セブン-イレブンの新たな看板スイーツ」。シュークリーム、ロールケーキ、大福などの素材と製造工程のひとつひとつを見直したそう。
旧「とろりんシュー」と新「THEセブンシュー」を食べ比べた
リニューアルの目玉のひとつはシュークリーム。名前もあらため「THEセブンシュー」が4月25日に発売。価格は130円。
え? 値上がりしている。
セブン-イレブンのシュークリームといえば「とろりんシュー」が定番でした。100円という手ごろな価格と満足いくボリュームが納得でき、甘いものを食べたいという時についつい手に伸ばしてしまう、そんな存在でしたね。
では新しくなったTHEセブンシューはというと? 記者は発表会で、新旧のシュークリームを食べ比べすることができたので、何が変わったかを体感してきましたよ。
THEセブンシューの最大のリニューアルポイントはカスタードクリーム。
素材には「エグロワイヤル」というプレミアムな卵を新たに採用。日本の一般的な鶏はトウモロコシを飼料にしているところ、エグロワイヤルでは小麦を使用。スイーツの素材の味を引き立たせる卵としてパティシエから評価が高いそうです。
カスタードクリームに仕立て、さらにバニラビーンズを加えることで濃厚な味わいに仕上げているとのこと。
割ってみると、トロ~ンと、はみでんばかりのクリームが! クリームの色は黄みがかっていて、目で見て「濃い」としっかりわかるほど。バニラビーンズの黒いぷちぷちも見てとれます。
さて、とろりんシューと比較してみました。生地こそとろりんシューのほうが大きく見えましたが、いざ割ってみるとTHEセブンシューのほうは生地の中に隙間ができないくらいまんべんなくクリームが入っていました。一方、とろりんシューは空洞の部分が目立ち……。THEセブンシューのほうがクリームの量が多いのは一目瞭然。
とろりんシューは、たしかに、意識こそしていませんでしたが、クリームがたっぷり入っているという感覚ではなかったかも。差を見ると、愛着あったとろりんシューに残念さを覚えるくらい……。うーむ。
クリームの味は、THEセブンシューのほうが圧倒的に濃厚。バニラビーンズの風味もあって食べごたえ(クリームごたえ)十分。それでいて後味に変な甘さが残らない、品の良い仕上がりです。
比較すると、とろりんシューのほうはずいぶんクリームの風味もさっぱり。私は甘い味わいがすごく好きというわけではないので、かつてのとろりんシューもそれで良かったのですが、そうであっても、THEセブンシューほうが味に深みがあって、スイーツとしてレベルがアップした、というのを感じます。
価格が高くなったのは残念ですが、エグロワイヤルという卵が本当に高級なので、それを使用しつつ適正な価格で販売するため、ずいぶん調整したようですよ。
こだわりの豆大福など順次発売
他にもリニューアルスイーツは続々発売。
餡ともち米の素材にこだわった「北海道十勝産小豆使用クリーム白玉ぜんざい」(250円)はTHEセブンシューと同じく4月25日発売。ホイップクリームを増量した「THEセブンロール」(170円)、銅板で生地を焼き上げる「北海道十勝産小豆使用 生どら焼き(粒あん&ホイップ)」(220円)は5月2日以降順次発売。
私が一番気に入ったのは生どら焼き。生地のしっとりした食感が本格的。粒餡は素材感あって、ホイップクリームととてもバランスが良いです。高級感あります。
セブン-イレブンのリニューアルスイーツは、いずれもパワーアップしたな、本格的になったな、というのを確かに感じられる味わい。新定番になるため、コンビニ好きな人はひととおり食べてみてはいかがでしょう。
THEセブンシューのシュールな動画公開中
発売を記念して、THEセブンシューをテーマにしたCM動画がYouTubeで公開されていますよ。様々なスイーツが擬人化されたシュールな世界観なの動画です。我こそが一番というスイーツたちがTHEセブンシューに打ち負かされ……。見てみたら、なんというかかわいそうになりました。
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ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!
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