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コンビニ飲みコスパ最強!ミニストップ都市型「cisca」が酒天国だった

2017年04月10日 11時40分更新

今回はコンビニで飲んできました!

 ごきげんよう。アスキーの酒好きナベコです。同胞である酒好きのみなさん、お酒を飲めるコンビニがあることをご存知でしたか?

ちょい飲みできるコンビニ「cisca(シスカ)」

コンビニ「cisca(シスカ)」では各店舗共通して、イートインスペースが用意されいています。お酒も飲めます。

 ミニストップの新業態コンビニ「cisca(シスカ)」では、イートインスペースでアルコールを飲んでも大丈夫。店頭で販売している缶ビールなどとは別途で「生ビール」などもカウンターで注文できます。“ちょい飲み“を売りのサービスのひとつにしているんですよ。

 イートインスペースを備えたコンビニは多数ありますが、「アルコールはNG」というところがほとんどなので、珍しいですよね。

生ビールの販売は15時から。日本橋小舟町店では19時までハッピーアワーを設けていました。

 ciscaは2014年に1号店が日本橋本町にオープン。中央区、千代田区、港区などのオフィス街を中心に現在5店舗を展開しています。都市型店舗であるため、日用品をあまり置いていなかったり、宅配便を扱っていなかったりなど、一般的なコンビニよりサービスは限定しています。

 そのぶん、オフィス街で求められるカフェの役割をになうべく、イートインのサービスが充実しているのです。

生ビールを頼んでみた

カウンターのメニューに、生ビールがありました。コーヒー各種も揃えています。

 コンビニのイートインでお酒が飲めるとは! ひとりで入りやすいという意味では最高に思えます。使い勝手はどうでしょうか? 体験するべく「cisca 日本橋小舟町店」に行ってきましたよ。

「ハートランド」(通常価格400円、ハッピーアワーは298円)

 生ビールはハートランド。プレミアムビールであるのがにくいです。400円でした。注文するとカウンター内ですぐに注いで提供してくれました。コンビニで生ビールが出してもらえるとは、不思議な感覚です。

ちょい飲みサービスとは?

15時からちょい飲みサービス。

 さて、生ビールを出してくれてイートインでお酒が飲める。それだけでもうれしいのですが、さらにお酒が目的の利用者にとってありがたいことがありました。それが「ちょい飲みサービス」。

加工食品をボイルして盛り付けてくれる。

 店頭に並んでいるお弁当やお惣菜、加工食品を、希望すればその場で温めてくれて、お皿に盛りつけてくれるというのです。買ってきた食品をお皿に開けて家飲みする、そんな感覚に近いです。

フードを買ってみた

加工食品のソーセージも豊富に揃えています。これをイートインで食べられるとは!

 人気のフードのひとつはソーセージ。種類も豊富です。加工食品のソーセージがコンビニに並んでいること自体は珍しくありませんが、イートインで食べられるなんて発想がなったです。

ベルガヴルストのソーセージを買いました。4本入りで306円。

 もちろん、お惣菜やお弁当をおつまみにするのもあり。ミニストップと共通しているものも多いですが、一部はcisca独自のもの。

ciscaではサラダが人気のため、種類が豊富です。

 女性客が多いためサラダの人気は高く、バリエーションが豊富です。特に人気なのは、素材感がしっかりしたサラダ。サイズも、ミニストップで売られている通常のサイズのものに加え、ひと回り小さいサイズのサラダも販売しています。

「緑黄色野菜とチキンのサラダバジル(小)」(230円)

 ciscaオリジナルの「緑黄色野菜とチキンのサラダバジル」を買ってみましたよ! 人気商品だそうです。

 これらをレジにて盛り付けの希望を伝えると、このように……。

温めてくれて、お皿に盛ってくれました!

 温めてカットし、お皿に盛ってくれました。まるで、飲食店で提供されるような状態に。これはうれしいです。コンビニのイートインで想像する雰囲気を越えていますね。

飲んでみた!

カンパーイ!

 フードの盛り付けサービスには感激しました。温めて盛り付けるのも、家では自分でやるのはちょっと面倒。買って帰っても値段は同じですが、イートインしたほうが手間なくよい状態でいただけます。

クーー!! ハートランドおいしい~!

 ハートランドもおいしい。ちなみに、カウンターで提供するアルコールメニューに、日本橋小舟町店の場合、ハイボールやワインも揃えていました。品揃えは店舗ごとに若干異なるので、お近くにciscaがあった場合店頭で確認するとよいでしょう。

 緑黄色野菜とチキンのサラダバジルは、野菜をしっかり食べたという感覚があって満足。ちょい飲みのおつまみで野菜が摂れるのはうれしいです。

店頭で売っているものならなんでも飲める!

 店頭で販売している缶ビール、缶チューハイ、ワインなどの酒類を飲めるのも魅力。イートインを利用するのに特別に価格がかかるわけではないので、これは非常にオトク。コンビニの価格で、ちょい飲みできるのですから。

お酒各種が揃っています。ただし、プレミアムな路線のお酒が多く、発泡酒は置いていないということ。

クラフトビールなど、ミニストップの品揃えにはないものもありました。

焼酎や、ワインなどもボトルで買えます。

あれこれ買ってみました

 好きなものを買ってイートインで食べられる! お酒も飲める! めちゃくちゃテンションが上がってあれこれ買っちゃいました。

「缶つま」シリーズはおつまみに人気ということ。

定番の「チーかま」もいいですね。ちょい飲みで食べきれなくも持って帰れます。

ちゃっかり芋焼酎もボトルで買っちゃいました。赤霧島はボトルで1269円。お店で飲むと考えたら信じられない安さです。

 缶チューハイを買うとこのようにグラスも提供してくれました。私は家で飲む場合はたいてい缶でそのまま飲んでいるので、家で飲むより丁寧にお酒が飲めます。

缶チューハイは、グラスをつけてくれました。うれしい。

缶つまもお皿に。

なんとチーかままで切って盛りつけてくれました。こんなに手厚くしてくれるとは。

焼酎を水割りで飲める

 ciscaで一番感激した点。それはちょい飲みサービスの中に「水割りセット」があること。300円でした。

焼酎ボトルを買ったので、「水割りセット」(300円)もつけてみました。

 ええーーー、コンビニで焼酎まで飲んでいいの? しかも水割りで!! ちょい飲みといっているので、こんな“しっかり飲み”サービスがあるとは意外でした。

 最近、飲み会のシーンで焼酎をボトルで買って飲むことが少なくなってきませんか。個人的な感覚かもしれませんが、少し前はお店のメニューにお酒のバリエーションが少なかったためか、よく焼酎をボトルで頼んでいたのに。

 こういうコンビニの水割りセットサービスから焼酎をボトルで買う文化が復活してもらうとうれしいもの(たぶんまったく話がずれているので読み流してもらって大丈夫です)。

氷は、「ハロハロ」で使用している純氷。

 氷は、実はミニストップの人気メニュー「ハロハロ」で使っている純氷。まじりけがないので一般的な氷よりも溶けにくいのです。ハロハロをなるべく溶けにくくするために、特別に仕入れている氷なのです。

確かに、水割りをつくっても溶けにくかったです!

コンビニで焼酎飲みをしてきました。満足。

ですが、イートインスペースで水割り、ちょっと背徳感あるな……。

ひとりでも飲みに行ける

スタンディングの席もあります。ひとりでフラッと飲みに行くのもオーケー。

 コンビニ価格だと、いくら飲み食いしてもあまり高くはありません。この日も、焼酎のボトルを抜けば1500円程度しか酒代がかかっていませんよ。これはオトク!

 スタンディングの席もあるので、ひとりでふらっと立ち寄れるのが魅力。電源を用意している席もあります。

ciscaの開発を担当する、ミニストップ 事業開発部 ciscaチーム マネージャー 迎辰也さん。

 これだけサービスが充実しているので、ちょい飲みですまなくなってしまうのではないかと他人事ながら心配してしまいましたが、店舗の終了は22時。そんなに深酒しない時間帯にお店が閉まるようです。

 ちなみに土日祝日は休みの為、オフィスの近くにciscaがないとなかなか立ち寄れないかもしれません。編集部の近くにもと切望しない訳にはいきませんでした。近くにあれば天国!


「cisca 日本橋本町店」東京都中央区日本橋本町3-1-8
「cisca 日本橋小舟町店」東京都中央区日本橋小舟町4-6
「cisca 岩本町店」東京都千代田区岩本町2-4-5 インスタイルスクエア
「cisca 三田店」東京都港区三田3-11-24 国際興業三田第二ビル1階
「cisca 虎ノ門店」東京都港区虎ノ門3-17-1
・営業時間:平日7時~22時(土日祝休)※全店共通

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ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!

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