週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

世界のカップヌードル総選挙から3候補が名乗り

カニが激ウマ!! 世界の珍カップヌードル実食

2016年05月17日 11時00分更新

タイのカップヌードルは酸味がマジだぜ

青いパッケージがさわやかです

 最後はタイのムーマナオ。「むうまなお」という語感だけ聞くと売り出し中の若手芸人のようですが、そんなことはありません。豚肉のライムソースあえのことだそうです。

 「ムー」が豚肉で、「マナオ」がタイのライムです。ちなみにマナオは日本国内ではなかなか手に入らないらしく、タイ料理店でもレモンを使って代用することがあると聞いたことがあります。

タイ語は読めませんが、カップに紙を使っていることの利点が書いてあるみたい

開封すると、シーズニングと、折りたたみ式のフォークまで入っていました

 ちょっと驚いたのは、シーズニングと一緒に、折りたたみ式のフォークまで(むき出しで)入っていたこと。これで食べてね、ということなのでしょうが、衛生面は大丈夫でしょうか。それほど汚くはないと思いますが、スープの粉末が手に付かないないかしら。

フォークを曲げるとこうなります。手が汚れないかなあ

できあがりはこんな感じで、いかにもタイ料理という雰囲気

 で、食べてみました。すっぱいです。いや、ほんとうにすっぱい! 日本で発売されたらネタになるんじゃないかと思うぐらいの酸味。本場の味ここにあり、タイをなめんなよ、という気概を感じます。

 エスニックな味のカップヌードルで、これはこれでアリ、という個性は認められます。豚肉が小さいのがいささか残念ですが、カップヌードルとして、よくまとまっています。しかしすっぱいです。

タイのカップヌードル、すっぱい!

シンガポールのチリクラブがとにかくうまい

3製品、どれもほんとうに個性的でした

 今回の3つから1つ選べと言われたら、やはりシンガポールのチリクラブ。これは歴代のカップヌードルの中でもかなり上位に来る味ではないでしょうか。今回の総選挙の有力候補といえましょう。

 記事を書いているときにも編集部の人たちがつまみ食いに勤しんでいましたが、一番人気はチリクラブでした。

編集部のグルメ・サンキュー鈴木もチリクラブを推薦。「僕は辛い味が苦手なのですが、チリクラブは辛いだけではなく、味のバランスが取れています。コクもあるし、シーフードヌードルをリッチにした感じと表現したら言い過ぎでしょうか」

 タイのムーマナオも非常に個性的で、日本ではなかなか食べられないテイストを伝えてくれました。ブラジルのシュラスコは、やや、というかかなり地味でしたが、物珍しさで票を集めるかもしれません。

 世界のカップヌードル総選挙、投票期間は2016年5月11日〜5月24日。はたして1位になるのは……? 注目したいところです。

\清き一票、お待ちしてまーす/


コジマ

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。生来の不器用さと心配性を周りからツッコまれつつ、原稿や取材などと格闘している。

人気の記事:
「カシオの1000円腕時計“チプカシ”を買う シンプルこそパワー」「なにこれヤバイ! 『パラッパ』『Rez』並の衝撃『PlayGround』」「【閲覧注意】オオグソクムシと幻のカニを食べる 高田馬場『米とサーカス』」

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります