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見えそうで見えない生殺し!

場所を忘れて和む『なごみの耳かきVR』が超やべぇ~

2016年05月02日 17時00分更新

↑「ニコニコ超会議2016」に突如現れた和の空間。浴衣の女性がおもてなしと、なんだか周りの喧騒を忘れてしまいそう。

和室で楽しむと没入感が倍増!

 GWもいつもと変わらず自宅警備をしている全ギ研VR担当のハッチです。みなさんは、GWはご旅行ですか? いや~、大変ですね、行楽地なんてどこもいっぱいでしょ? VRならそんな苦労せずに、いろんな体験ができるのでオススメです。同人ダウンロードストア「DLsite.com」を運営するエイシスは、4月29日から30日まで幕張メッセで行なわれていた「ニコニコ超会議2016」にて、和風な趣のブースを構えてスマホで楽しめるVRアプリ『なごみの耳かきVR』の体験コーナーを設置していました。

なごみの耳かきVR



 『なごみの耳かきVR』は従姉妹という設定の美少女“なごみ”(CV:浅見ゆい)ちゃんに膝枕で“耳かき”してくれる無料でダウンロード可能なVRアプリです。すでにGoogle Play、App Storeにて配信されているため、自分のスマホにダウンロードして楽しむことができます。体験ブースでは中国製の3D VR ゴーグル『Pasonomi』(2500円前後)の新型バージョンを使っての体験が行なえました。

↑『Pasonomi』は本体上部のダイヤルと、側面のつまみによって、焦点距離と瞳孔間距離の両方を調整できるVRゴーグル。4~6インチのスマホに対応しているようです。

↑ブース内には等身大?のなごみちゃんの姿も。

 では、さっそく体験。アプリを起動して、ゴーグルを被り、正面を見てしばらく待ち5カウントダウン終了後にスタート。身体の向きを変えるとなごみちゃんの姿が、耳かきするから横になってと言われたので、用意されていた枕にごろり。柔らかい枕が、膝枕されている感覚に……これはイカンですよ。

↑ブースで横になり、思わずにやける30代男性(私)。傍から見てみるとヒドイ絵面ですね……。

 音声はバイノーラル録音された立体音響を採用しているため、頭の上から声が聞こえます。ゴソ、ゴソと耳かきをする音が聞こえます……でも耳に耳かきの感触がないっ! あと、横になっているからなごみちゃんが見えないっ! なんて、生殺し……。

 イヤホンはソニー製のノイズキャンセリング&Bluetooth対応製品なので、ケーブルのわずらわしさもなく、周囲の喧騒も聞こえません。イヤホンからは早朝の清々しいスズメの鳴き声となごみちゃんの声だけが聞こえます。寝ころんでいるため、畳の香りも鼻をくすぐり、イベント会場にいることを忘れてしまうほど。

↑周囲の喧騒が聞こえると体験が不十分になるため、ノイズキャンセリング対応のイヤホンを用意したとのこと。

↑『なごみの耳かきVR』は複眼以外にも単眼で楽しむことも。しかし、手で持って寝転ぶだけでは、ちょっと物足りなすぎます。

↑耳かきされる場所は和室。VRゴーグルを着ければ、どこにいても視界は和室になりますが、やっぱりリアル和室で寝転ぶのがオススメ。視覚以外に嗅覚、触覚をごまかすアイテムがあると、没入感が一層高まります。

↑膝枕してもらうと、視界はちょうどこんな感じ。キレイな庭だなぁ~じゃなくて、これじゃあなごみちゃんが見えないよ!

 DLsite.comは27日に2次元専門のVRストアーもオープン。まだ、アプリ数は少ないですが、今後いろいろ追加されていくそうです。楽しみですね。

Image from Amazon.co.jp
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