名古屋飯の中で今でも地元でしか食べられないと言われていたのがこれ、「あんかけスパゲッティ」。とうとう東京にやってきました!
あんかけスパの“ヨコイ”が東京にやってきた
名古屋飯といったら、味噌カツ、ひつまぶし、小倉トースト。そして、並んで有名なのは“あんかけスパゲッティ”(以下、あんかけスパ)。なんと本場のイタリア人もびっくりの、名古屋で生まれたスパゲッティなのです。
名古屋のあんかけスパゲッティの元祖は「スパゲッティハウス ヨコイ」。今まで愛知県内にしか店舗がなかったところ、ついに東京に進出。
4月15日から六本木のリゾートダイニング「Juppy」にて、ヨコイが共同店としてあんかけスパのメニューを提供します。
食いしん坊記者ナベコはあんかけスパ初体験。はたしてどんな味でしょうか? 食べてきました!
あんかけスパの代名詞的な「ミラカン」!!
「ヨコイ 六本木Juppy店」は、ランチタイム(11時~17時)をヨコイとして営業。「ミラカン」をはじめとするヨコイのあんかけスパ6種類が揃います。
こちらが、ヨコイのあんかけスパの看板メニュー、ミラカン。価格は950円です。
ミラカンは、ウィンナー・ハム・ベーコンが具材の「ミラネーズ」と、オニオン・ピーマンが盛られた「カントリー」をミックスしたもの。
デミグラスソースを少しサラサラさせたような“あん”がたくさんかかっています。スープのような見た目で、すくってみると少しトロミがあります。これが、ヨコイオリジナルのミートソースっ。
あんというと、中華麺にかかっているようなドロリとしたあんを想像しがちですが、あくまで洋食風のソースなのですね。
麺の太さは極太2.2mm。ボリュームがたっぷり
ヨコイのあんかけスパは麺が太いのも特徴。太さは約2.2mm。あんかけスパのための特製麺だそうです。
実際に目の当たりにすると、ボリュームがかなりしっかりしていることがわかります。
女性が食べると間違いなくお腹いっぱいになりそう。数人でシェアしながら食べるのも良いかもしれませんね。
ところで、スパゲッティとパスタの違いは何かというと、記者がとあるスパゲッティ関係者にきいたところ、スパゲッティはあらかじめ茹でておいてオーダーが入ったら炒めて具材と絡めるもので、パスタはオーダーが入ってから茹でるもの、ということで。
明確な違いがなさそうでありそうなパゲッティとパスタ。これはマメ知識ですよ(笑)。
“あん”はデミグラスをスパイシ―にしたような味
いっただきまーす!!
ソースが麺に絡む絡む。
ジュルっと、ソースをたくさん絡めて。
ひゃっほー、おいしい!!
食欲をそそる洋食のスパゲッティという感じです。見た目はデミグラスソースに近いと思いましが、さらにトマトや野菜の酸味がきいているようで、少しスパイシー。
そこまでドロドロなわけではないので、飲むようにソースを流しながらパスタをかっこめます。
味足しとして、タバスコやコショウをかけると、さらに刺激が増え食欲が増しますね。白米にかけて食べたいくらいです。
あんかけスパとはそもそも、スパゲッティが一般的ではなかった昭和38年に、ヨコイの創業者である横井博氏がイタリアの家庭料理であるミートソースをヒントに、日本人好みのソースをつくって生み出したもの。
野菜や肉をじっくり煮込んで仕上げるソースは、仕込からお客さんに提供されるまで、1週間以上もかかかるそうです。
六本木ナイトに名古屋のB級グルメを
ヨコイ 六本木Juppy店ではミラカンのほかに、「海老ネーズ」(1100円)、「ハムエッグ」(850円)、「ボンゴレ」(950円)、「ミラネーズ」(850円)、「カントリー」(700円)を販売。
エビフライが2本ドシンと乗った海老ネーズは、サクッとした食感と太麺とソースが相性よく、毎日食べても飽きないおいしさだそうです。見ての通り、かなりのかなりのボリューム感です。
ハムエッグは、トロリとまろやかな卵を極太麺に絡めると絶品だとか。
ディナータイムは通常のJuppyの営業になりますが、Juppyでもあんかけスパを3種販売するということ。
東京では今まで食べられなかったあんかけスパ。オススメは六本木の夜にビールと一緒に食べるミラカン。ソースの味が濃いので、ビールに必ず合いますよ!
「ヨコイ六本木Juppy店」
・住所:東京都港区六本木7-17-19 FLEG六本木second3F
・営業時間:11時~17時(17時~23時のディナータイムにも一部メニューを提供)
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやってます!
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