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超大作 『Fallout 4』はミドルクラスのゲーミングPC『LEVEL∞ C-Class』で快適に遊べるの?

2016年01月22日 19時00分更新

CPUもGPUも負荷高め

 では『Lev-C011-i5-RM』でFO4がどの程度動くのかを検証するとしましょう。FO4は天候やシチュエーションの組み合わせでかなり負荷が異なる印象ですが、ここでは最初の拠点(サンクチュアリ・ヒルズ)周辺と、FO4唯一の街らしい街(ダイヤモンドシティ)の中でのパフォーマンスをチェックしてみます。

 画質設定はGPUの性能で自動判定されますが、GTX960搭載のLev-C011-i5-RMなら、初回起動時にフルHD&ウルトラ画質、つまり最高画質設定になりました。まずはCPUやGPUをどの程度使われるかを「HWiNFO64」や「GPU-Z」を使ってチェックします。

FO4では希少な“まともな街”といえるのがダイヤモンドシティー。NPCもオブジェも多くいかにも重そうな場所です。

オブジェクトやNPCの多いダイヤモンドシティにいる時に「HWiNFO64」でCPUのコア毎の負荷(上4つ)とGPU負荷(右下)を調べてみたところ、CPUはどのコアも7割前後占有、GPUはほぼフル回転でした。

「GPU-Z」でVRAMの使用率をチェックしたところ、フルHD&ウルトラ画質でも1.8GB消費で安定しています。もちろんバニラ版であるため、Modを入れたらもっと増える可能性もあります。

 シーンにもよりますがオブジェクトが多いと負荷が高めですね。Lev-C011-i5-RMのスペックが存分に活きるゲームといえます。

 では「Fraps」を使い各シーンでのフレームレートを見てみましょう。ウルトラ画質のほかに、画質設定を“高”にした時のフレームレートも計測しました。ちなみに計測時にはGPUドライバー側で垂直同期(Vsync)をオフにしていますが、鍵開けシーンなどで超加速するなどの弊害も出るため、実プレーでは垂直同期オンを推奨します。

サンクチュアリ・ヒルズから道沿いに南下した時のフレームレート。

ダイヤモンドシティー内を移動した時のフレームレート。

 フルHD&ウルトラ画質の平均フレームレートは50fps前後なので探索も戦闘もそこそこ快適です。時々30fps台に下がりますが、カクつきは一瞬で終わる感じ。画質優先ならウルトラ画質でもガンガン遊べるでしょう。高画質設定にすれば平均フレームレートは60fps近くまで上がり最低fpsも上がりますが、ダイヤモンドシティーのようなオブジェクトの多い場所では、データの多さがボトルネックになっている印象です。

ウルトラ設定

高設定では影が簡略化されてたり、テクスチャーのディテールも落ちていますが、ほとんど間違い探しレベルです。

次回はFO4+Modを攻める

 というわけで第1回はこれにて終了。Lev-C011-i5-RMでもフルHD&高画質設定であればFO4の世界を存分に堪能できるとわかりましたが、PC版をやるからにはModを避けて通ることはできません。ModでFO4がどう変わるのか? そのあたりは第2回目で詳しく触れることにしましょう。それではまた来週!

検証に使用したゲーミングPCはこちら

ユニットコム『LEVEL∞ (レベル インフィニティ) C-Class | コンパクト・ミニマムモンスター・ゲーミングPC』

『Fallout 4』
●Bethesda Softworks
●7980円(2015年11月10日リリース) ※価格は記事掲載時点のものです
対応OS Windows
ジャンル RPG

■著者:加藤勝明

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