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「車でサッカーしようぜ」「は?……超エキサイティン!」なゲーム『Rocket League』:Steam

2015年12月09日 19時00分更新

 PCゲームのダウンロード販売サイト『Steam』から、面白いゲームを発掘して紹介するレビュー連載。第12回目は、レースカーに乗ってサッカーを楽しむスポーツアクションゲーム、『Rocket League』を紹介する。

「レースカーでどうやってサッカーを遊ぶのか?」と疑問に思うだろうが、答えはカンタンだ。体当たりしてボールを吹っ飛ばせばいい。というかそれしかできない。このゲームにはドリブルなど存在しない。車がぶつかればボールは吹っ飛ぶ。当たり前だな。

 だが、それが楽しい。とても楽しい。誰もボールをキープできないため、ボールはつねにフィールドや空中をポヨンポヨンと跳ね回っている。その軌道をいかに見極めて渾身のキック――もとい体当たりを叩き込むか。

 それこそがRocket Leagueの醍醐味であり、そして全てである。

レースカーをカッ飛ばせ!

 さて、ゲームを始めたらまずはチュートリアルをプレイしよう。操作方法は基本的なものが多いが、いくつか特殊な操作があるからだ。

WSで前進後退、ADでステアリング

そのままボールにぶつかろう

 その特殊な操作とは、ジャンプとブースターだ。うん、ジャンプするんだこの車。

 試しにマウスを右クリックしてみよう、車がボンとジャンプするぞ。もう1度クリックするとさらにボンと2弾ジャンプができる。

空中キックはかかせない

 アクションゲームではなんでもない操作のようだが、このジャンプを極めないと空中戦で相手に競り勝てない。なんせ試合中ボールはつねに吹っ飛んでいるので、高い場所に手が届かないようでは困るのだ。

 また、ブースターを発動してボールを追いかけることも忘れてはならない。フィールド上のオブジェクトのそばを通過するとメーターが溜まり、その状態で左クリックするとブースターが発動する。

メーター分、ブースターを発動できる

 長く発動すればその分スピードも出るため、場合によっては敵がシュートしたボールに追いつくことだってできるぞ。その際、ジャンプもあわせて使えば軌道を大きく変えられるため、クリアには最適だ。

 ジャンプとブースター、この使い方をしっかりと覚えてチュートリアルを卒業しよう。

3vs3で初心者サッカーだ!

 遊び方を覚えたら、早速マルチプレイの「PLAY ONLINE」に挑戦だ。試合は1vs1、2vs2、3vs3、そして4vs4で遊ぶことができる。1vs1や2vs2ではある程度実力がモノを言うため、最初は運が絡んでくる3vs3以上がオススメだ。

 「PLAY ONLINE」のゲームモードは、気軽に遊べる「PLAYLISTS」とレートが変動する「RANKED」の2種類。もちろんここは「PLAYLISTS」を選びたい。このとき、マッチング画面で遊ぶサーバー(REGION)を「Asia-East」にしておくとPingの低い状態でプレイできる。

初めての試合は夜ステージだった

 試合が始まったら、とりあえずボールにぶつかってその挙動を覚えよう。ひたすらボールにまっすぐ突っ込んでみたり、相手が狙っていることを見越して横から突っ込んでみたりとしているうちに気付くはずだ。

 これは初心者サッカー(※1)だ、と!

※1:選手の多くがボールに群がってしまい、団子状態になったことを指す。自分とボールしか頭にないことが原因であり、小学校低学年の子に目立つ。

ボールを相手のゴールにシューッ!

 そのことに気付いたら、今度は離れてプレイしてみるべし。ボールに群がる何台ものレースカーを横目に、ゴールチャンスがポロポロ生まれていることに気付くはずだ。

離れて見ればチャンスが見える

 そのチャンスを見逃さずにブースターで突っ込めば、わずか数回のプレイで初ゴールをモノにできるようになるだろう。

ゴールするとボールが爆発して超・爽快

 ゴール時はリプレイも流れるため、そのゴールが実力なのか運なのかもハッキリ分かる。

 また、離れてプレイするプレイヤーがいると、相手ゴール前から弾かれたボールを再び押し戻したり、相手のシュートからゴールをセーブしたりできるため、かなり都合が良い。

考えなしにぶっ飛んでもOK

 と、ここまでは(気持ち)頭脳派プレイを紹介した。もちろん、積極的にボールに絡みに行く脳筋プレイをしても良い。

 じつはこのRocket Leagueには、ボールが飛び出てしまうラインが存在しない。フィールドは天井も横も全部ドーム状に囲まれており、ボールは跳ね返るしレースカーは駆け上がれるのだ。

フィールドに存在する穴はゴールだけ

 また、相手の車に何度も体当たりをしかけると爆発させることもできるため、とりあえずフィールドを荒らしまわるプレイをしてもOKなのだ(ちなみに爆発後はすぐに復活する)。

 はれて試合が終了すると報酬としてパーツがアンロックされ、ガレージにて自分の車の着せ替えができるようになる。パーツごとの能力差はないそうだが、ボディの形状によってはボールの跳ね返り方が違うなど若干の調整もあると聞くので、いろんなパーツを試してみて欲しい。

フレンドとのチームプレイも!

 その後何度かプレイしてゲームのルールを覚えたら、次はフレンドとのチームプレイもオススメだ。と言うか筆者は先日のセールでRocket Leagueを買って、この記事を書くために起動した初日に「マルチプレイしませんか?」とのお誘いがきた。

筆者とフレンドのパーツ格差が激しい

 そう、いま、Rocket Leagueはかなりお盛んなのだ!

 しかも4vs4のチーム戦となれば運要素もかなり響いてくるため、初心者だろうが上級者だろうが関係ナシ。エンジョイ勢に混ぜて貰えれば、気軽にレースカーでサッカーが楽しめる 。

味方が強いと初心者が混ざっていても意外と勝てる

 Rocket Leagueをフレンドと楽しみたいなら、今からかホリデーセールにかけて購入しよう。そうすればきっとこの楽しさに目覚められるはずだ。

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『Rocket Reague』は軽量なゲーム。推奨システム要件でも、CPUがクアッドコア2GHz以上(2.0+ GHz Quad core) 、グラフィックはGeForce GTX260以上(Nvidia 260 series or ATI 5850 or better)。例えば、GeForce GTX960搭載のミドルクラスゲーミングPCユニットコム『LEVEL∞ (レベル インフィニティ) C-Class | コンパクト・ミニマムモンスター・ゲーミングPC』なら、ド派手な演出も楽しめる!

『Rocket League』
●Psyonix
●1980円(2015年7月7日リリース) ※価格は記事掲載時点のものです
対応OS Windows
ジャンル アクション、独立系開発会社、レース、スポーツ

■著者:篠原修司
・Steamのプロフィールページ:Steam コミュニティ :: KiDD
・Twitter:@digimaga

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