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情報処理科の学生がディープラーニングで 「マイAI」を育成

東京テクニカルカレッジ、ベンチャー作成のAIフレームワークを教育に活用

2017年06月22日 14時00分更新

データテクノロジーによる導入授業の様子

 専門学校東京テクニカルカレッジは6月21日、情報処理科の学生に対し、産学連携による実務ベースのIoTデバイス向けエンベデッドディープラーニングフレームワークの演習授業を5月25日から開始していると発表した。

 今回の取り組みは、産業機械などへの組み込み(エンベデット)システムの開発をするデータテクノロジーと、IoT/エッジコンピューティング向けエンベデッドディープラーニングフレームワーク「KAIBER」を開発したディープインサイトとの連携プロジェクトだ。

 同プロジェクトにより、今年入学した情報処理科の全学生が、ディープラーニングフレームワークを使用して自分専用の「マイAI」を育成。2年間を通して「組み込み機器へのAIの実装」に関する技術の習得を図る。

学生が自分のPC上で「マイAI」を育てている風景

 また将来的には、建築監督科(4年課程)や環境テクノロジー科、バイオテクノロジー科といった他学科と協働するかたちで、分野を横断したAI教育を実践していくことも視野に入れているという。

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