週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

AI人材育成プログラムを提供

東大発のAI研究NABLAS、AI人材育成のための施設をオープン

2020年03月06日 09時00分更新

AI総合研究所NABLASがAIコミュニティの拠点施設「iLect Studio」をオープン

 東大発のAI総合研究所NABLASは、AI人材育成事業「iLect」の講座開催や各種研究会などを開催するためのAIコミュニティの拠点施設として、文京区本郷に「iLect Studio(アイレクトスタジオ)」をオープンした。

iLect Studio(NABLAS運営の多目的セミナースペース)

iLect Commons(受講者同士の懇や休憩を目的とした多目的スペース)

 iLect Studioは、AI総合研究所「NABLAS」が運営する多目的セミナースペース。AI教室「iLect Academy」を中心に、各種勉強会や、ミートアップ、プログラミングスクールなどを開催する予定だ。受講者同士の懇談や休憩を目的とした多目的スペース「iLect Commons」も併設されている。

 iLect Academyは、同社主催でAI人材育成プログラムを提供する。主なコンテンツに、DL4E (Deep Learning for Expert)や、DL4US (Deep Learning 実践開発講座)、DS4Me (データサイエンティスト育成講座)や、ビジネスパーソン向けAI教養講座DL4Biz (AI 革命ビジネス講座)などを開催する予定だ。

 SIGDLA(シグドラ)は、AIに関わる技術の勉強会や、AI人材が集まってミートアップなどを行うコミュニティ。データサイエンティストやディープラーニング、機械学習のリーサーチャーやエンジニアが集う場として活用される。

 今後は、パターン認識と機械学習(PRML)の勉強会、同社所属のKaggleマスターのエンジニアによるKaggleのミートアップ、次世代のAIエンジニア育成を目指すプログラミングスクールなどが開催される予定だとしている。iLect公式サイトより講義の種類や開催日程の確認、申込みが可能だ。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう